もしも… �� ページ42
固まった。
冷静に判断しようとしても追いつかない。
『な、』
なんで、と聞こうとした刹那タイミング悪くグラウンドの方からキヨ！と呼ぶ声が聞こえた。
「あ、わり」
そのまま横を通り過ぎてしまった。
私は彼の姿が見えなくなるとへたり、と座り込んでしまう。
『どういうこと…？』
頬を抓ってみるがやっぱり痛くなくてまた私を迷わせた。
『…やっぱりそうだよなあ』
グラウンドと校舎を仕切るネットに手をかけて彼がボーるを追いかける姿を見るも、どこからどう見てもあれはキヨだ。
どこへ行くあてもないため息が漏れた時、隣でネットが軋む音が聞こえた。
――あ、さっきの。
その正体は先程掃除をしていた彼女だった。
彼女は私に気付くことなく誰か人を目で追ってるようだ。
私もその先を辿ろうとした時急に彼女が叫んだ。
「キヨくんファイトーーー！！愛してるーー！」
…はっ？
それくらい突然で、強烈だった。
キヨの方をむくと目を丸くして口すら空いてる。
仰天する私とキヨ。
その間で彼女が精一杯手を振っているというなんともカオスな状況。
なんだか頭が痛くなってきた。
ふ、と視界が歪んでそのまま真っ暗になった。
―――…
『…キヨ！！』
勢いよく飛び起きると、そこは見慣れた彼の部屋だった。
冷や汗が流れた。やはり夢だったのだろうか。
でもあんなに鮮明な夢…。
彼が隣にいないことに酷く寂しさを感じて、おもむろにスマホを取り出した。
そのまま彼に連絡しようとしたところで、ひとつ思いとどまった。
私は彼の連絡先からそのまま下にスクロールしてとある人物に電話をした。
3コール目で相手がでた。
「もしもし？Aちゃん？どうしたの｣
ーーーーーーーーー
更新遅れちゃって申し訳ないです
色々落ち着いたのでまた頑張ります！
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ふくふく(プロフ) - 佳奈さん» コメントありがとうございます！更新遅れちゃって申し訳ないです、これからまた頑張ります (2019年8月1日 6時) (
レス) id: 2cb58a5535 (このIDを非表示/違反報告)
佳奈(プロフ) - 死にます。マジで。更新頑張ってください！！ (2019年7月23日 10時) (レス) id: 126972c2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ふくふく(プロフ) - 碧さん» ありがとうございます！楽しんでもらえて嬉しいです〜！更新頑張りますね (2019年7月4日 21時) (レス) id: 2cb58a5535 (このIDを非表示/違反報告)
碧 - とても面白いです！執筆頑張ってください！ (2019年7月4日 20時) (レス) id: 44684bfe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふくふく | 作成日時：2016年12月7日 22時
