＊最後に＊ ページ31
side A
小さく息を吸って手紙を封筒に入れた。
それと同じぐらいに開いた玄関のドアの音
浦「ただいま。」
リビングから顔を覗かせば直くんが笑ってる。
あ「お帰りなさい。
ごめんね？呼び出しちゃって。」
浦「ぜんぜん、大丈夫。
それよりさコーヒー貰ってもいい？」
頭に乗せられた手の温もりが優しくて
頷いてキッチンに足を進める
浦「長居すると
決心が鈍りそうだな。
オレはAちゃんが大好き……
大好きな人の隣で笑ってるAちゃんが」
今、直くんの顔を見たら溢れそうな涙をこらえて
あたしはこの人をどれだけ
浦「傷ついてなんかない。
少しでもAちゃんの心を貰えたら大丈夫。
ありがとう。コーヒーお願いしたんだけど帰る
今度、会うときは東京のお兄ちゃんに戻ってるから」
遠ざかる足を音を聞きながら
流れる涙が止まらない
あ「あたしも決心が鈍らない前に」
リビングのテーブルにのせた手紙
その上にこの部屋のカギをのせて
部屋のドアが閉まる音を最後に聞きながら
少し大きめのバッグを片手に部屋を出た
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秀。 - 更新再開して頂けて凄く嬉しいです!!止まってしまった時にショック過ぎて泣きそうだったもので…笑なのでこれからも頑張って下さい!!応援してます!! (2018年8月5日 1時) (
レス) id: bccdff88ff (このIDを非表示/違反報告)
ao.ao - 楽しみにしてます！秀ちゃん、早く気づいて！続きが読みたーい！ (2018年5月17日 22時) (レス) id: c44633c2f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ。(プロフ) - 続きが気になります(*^^*) (2018年4月17日 15時) (レス) id: a394bd19c3 (このIDを非表示/違反報告)
HUKU(プロフ) - ゆーこさん» ゆーこさん！コメントありがとうございます( *´艸｀)また、読んでください♪ (2018年4月16日 18時) (レス) id: d73aba95a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーこ - 秀太くんの今後の展開が気になります (2018年4月16日 0時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HUKU
| 作成日時：2018年4月12日 22時
