罪悪感 ページ35
宮舘side.
『ラウール君大丈夫もう大丈夫なの？』
ラ｢はい。心配かけてすみませんでした｣
『本当ラウール君はイケメンねぇ』
深｢ちょっと！『は』って何ですか｣
『ふふっ。冗談よ。ここのカフェ、店員が皆イケメンだって話題なのよ？』
家から出れなくなってたラウールも昨日からカフェの手伝いを再開してくれた
理由は詳しくは知らない…
けど…ここにいる人間だから…きっと過去の事で何かあったんだろう
照｢舘。ボーッとしてたら焦げるぞ？｣
｢あ、ごめん｣
照｢何か考え事？｣
｢…ラウールも戻って、照も楽しそうに毎日過せるようになって良かったなぁって｣
照｢何だよそれ(笑｣
前までそんな風に笑えてなかったのに
俺ら以外には心を閉ざしてたのに
照は自分の過去を乗り越えることが出来たんだ…
“翔｢涼太!!｣”
｢…｣
照｢また止まってる｣
｢ごめん｣
翔太も…助けることが出来たら…
昔みたいに笑ってくれるようになるのかな…？
,
,
照｢じゃあお先｣
深｢残り頼むな？戸締まりとかもしっかり…｣
｢分かってるから。早く行かないと遅れるんじゃないの？｣
ふっかは居酒屋から急遽早出を頼まれて、夜ご飯も食べずに次の仕事に
照は昨日最期まで残ったから今日は早上がり
…と言っても二人共店を閉める時間までいたんだけど
｢俺キッチンの片付けするから、ラウールはそっちお願いしていい？｣
ラ｢うん。分かった｣
俺は口数が多くないから、二人で片付けをしてる時は沈黙が流れて…
カフェ内は片付けの音しか聞こえない
普段賑やかなカフェもだけど、この片付け中の静かなカフェも嫌いじゃない
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
深｢なぁ。下のカフェの手伝いしてみない？｣
｢…え？｣
深｢舘自身何か楽しいと思えるもの、好きなものを見つけてみよう？舘料理とか得意でしょ？｣
｢…俺が楽しいって思うなんて…｣
深｢…そんな毎日切り詰めてたら舘が壊れちゃうよ｣
｢…｣
深｢…ゆっくり考えていいから。ね？｣
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ゆっくりでいいとか言っときながら、その後の土日に手が回らないからって手伝わせて…
結局その後もずっと手伝ってく内に…
カフェで働くのが楽しくなってた
カフェで働くのが好きになってた
｢…翔太はまだ苦しんでるままなのに(ﾎﾞｿｯ｣
ラ｢？何か言った？｣
｢いや…俺ゴミ捨ててくる｣
ラ｢はーい｣
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1582人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイ@(プロフ) - eoeoさん» はじめまして。作品を呼んで下さりありがとうございます！！ (2021年1月11日 20時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
eoeo - はじめまして。続きが気になって最後まで一気に読んでしまいました。移行後も投稿楽しみにしてます (2021年1月11日 19時) (レス) id: 91cf212949 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - きずゅさん» 全然大丈夫ですよ(笑)あ、憧れなんて…素直に嬉しいです。ありがとうございます！更新頑張ります(｀･ω･´)ゞ (2021年1月6日 21時) (レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
きずゅ(プロフ) - たくさんの質問と理解力の悪さ申し訳ないです^^;毎回丁寧に教えていただきありがとうございました(;_;)理解できスッキリしました！勝手にですがすごく憧れでこれからの更新も楽しみにしてます(^^) (2021年1月6日 16時) (レス) id: 0543f072de (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - 深渡向さん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月6日 15時) (レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メイ@
| 作成日時：2020年12月27日 12時
