皆の未来が光り輝くように

俺の友 ページ20

照side.




？｢照ー！一緒に帰ろうや！｣



｢…うるさい｣



？｢相変わらず冷たいなぁ｣



｢…｣



？｢あ、おい照！｣



『重岡はよくアイツに話しかけられるよな』



『アイツのこと知ってるだろ？アイツは友達をころしたんだぞ？』



重｢それは…………………｣




後ろでクラスの奴等が話してるのを聞きながら学校を出る

友達をころした…………

その言葉が胸に突き刺さる








＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



『照〜アイス食べていこうぜ』


｢またかよ。本当好きだな(笑｣


『だって美味いじゃん！』


｢はいはい｣


ﾄﾞﾝｯ


｢っ……ってぇな｣


『あ？』


『なんだこのガキ』


｢なんだよ｣


『お、おい照やめとけって』



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊








『おい！』



｢……なんだよ｣



『ぶつかって来といてなんだよその態度』




思い出し事をしてたらこの男達にぶっつかってたみたいだ

しかも…今思い出していた時と同じような展開




『ちょっとこっち来いよ』



｢…｣









,









ｶﾞﾁｬｯ



阿｢あ、照またこんな遅くまでどこ行って……ってどうしたのその顔！｣



｢……別に｣



阿｢別にじゃないでしょ！こっち来て！｣




そう言って俺の腕を引っ張って無理矢理リビングに連れてかれた

もう夜遅いからリビングにいたのは舘だけ

舘が阿部に引っ張られる俺を見て一瞬驚いた顔をしていたけどすぐに救急箱を持ってきた




｢っ｣



阿｢はい。終わり｣



舘｢…照ご飯は？最近食べてる？｣



｢…食べてる｣




…嘘だ

この時期になるとご飯が喉を通らない




阿｢…何があったの？｣



｢……ちょっと絡まれただけ｣



舘｢……それにノッて喧嘩した？｣



｢…｣



阿｢最近こんな時間になるまで帰ってこないし…まして喧嘩なんて絶対駄目だよ｣




“『やめとけって』”




｢…うるさい｣



阿｢ちょっ！照!!｣



舘｢阿部。今はそっとしときなよ｣



阿｢けど…｣




皆に心配をかけてることくらい俺だって分かってる

けど…俺なんかを心配する必要なんてない

俺は……




｢……俺は人ころしだから…(ﾎﾞｿｯ｣




それも俺の大切な友達を…

俺のせいでアイツはっ






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