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深澤side.
｢…じいちゃん。久しぶり｣
墓参りに来るのは一年ぶりか…
｢今回は来るの早かっただろ？実は阿部にこういう日くらいゆっくりしろって前に怒られちゃって｣
墓の掃除をしながら近況を話す
…俺一人だから返事とかは全く無いけど…
｢…絶対皆を幸せにするよ。それが俺の夢だから｣
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
『辰哉。夢を作れ』
｢……夢…？｣
『小さな事でもいい。辰哉がしたいことを探すんだ』
｢けど…俺なんかに夢なんて……｣
『なんかじゃない。時間かかってもいいから探してみろ』
｢…｣
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
…結局、俺に夢が出来たのはじいちゃんが亡くなってからだったな…
亡くなってから阿部と出会って…
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
阿｢…何で俺なんかを助けてくれたんだ｣
｢………みたいでほっとけなかった｣
阿｢え…？｣
｢!!…苦しんる人がいたら助けるの当たり前だろ？｣
阿｢けど…俺なんか…｣
｢なんかじゃない。自分をなんかって言うな｣
阿｢…｣
｢……それより、俺と友達になってくれよ！｣
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
あの時阿部と出会ってなかったら…
阿部を助けることが出来てなかったら…
多分俺は今の夢を見つけれていなかったと思う
じいちゃんが俺のために残してくれたものを無駄にしてたと思う
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
『辰哉に渡したいものがある』
｢え？……これって…｣
『実は別の地域に建物を建ててたんだ。私以外知らない………ももちろん知らないところに。
そこを辰哉にやる』
｢何で…｣
『…結局、最期まで辰哉に夢を見つけさせることが出来なかったからな。
せめて…辰哉が安心できるところを残したかった。いらなかったら売って金にしてもいい』
｢っ…いらないわけないっ…絶対大切にする｣
『…大した事出来なくてごめんな…』
｢!!そんなことないっ！じいちゃんは沢山助けてくれたっ。俺を…………てくれたっ。
じいちゃんがいたから俺はここまでっ(泣｣
『……そうか……』
｢じいちゃん…？じいちゃんっ！(泣｣
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
｢実際見てみたら3階建ての大きな建物でビックリしたなぁ(笑｣
絶対一人で暮らす用じゃなかった
もしかして…俺がこの夢を持つことを最初から分かってたのかな…
→
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メイ@(プロフ) - eoeoさん» はじめまして。作品を呼んで下さりありがとうございます！！ (2021年1月11日 20時) (
レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
eoeo - はじめまして。続きが気になって最後まで一気に読んでしまいました。移行後も投稿楽しみにしてます (2021年1月11日 19時) (レス) id: 91cf212949 (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - きずゅさん» 全然大丈夫ですよ(笑)あ、憧れなんて…素直に嬉しいです。ありがとうございます！更新頑張ります(｀･ω･´)ゞ (2021年1月6日 21時) (レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
きずゅ(プロフ) - たくさんの質問と理解力の悪さ申し訳ないです^^;毎回丁寧に教えていただきありがとうございました(;_;)理解できスッキリしました！勝手にですがすごく憧れでこれからの更新も楽しみにしてます(^^) (2021年1月6日 16時) (レス) id: 0543f072de (このIDを非表示/違反報告)
メイ@(プロフ) - 深渡向さん» ありがとうございますm(_ _)m (2021年1月6日 15時) (レス) id: 916c217cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイ@
| 作成日時：2020年12月27日 12時
