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｢茜ちゃーん、悪いけどドリンク作ってくれる？
みんなの分のタオルを運びながらも、ボール磨きをしていたマネージャーの茜ちゃんに声をかけた
ドリンクぐらい自分でつくればいいんだけれど、私には無理。作れない
何故かいつも水を入れすぎてしまい、｢薄すぎ｣と、(主に)篤志に文句を言われる
まぁ、スポーツドリンクって薄すぎるとおいしくないし、なにより激しい運動の後だから。
ということで茜ちゃんに毎度作ってもらう
｢A先輩、救急チェック完了しました！
タタッとサッカー塔から出てきたのは、一年生の葵ちゃん。
ちなみに救急チェックとは、救急箱の中身などを確認する作業だ
サッカーは接触プレイが多く、怪我も頻繁に起こる
その時にちゃんと、応急処置ができるように、と毎日行っている
これを怠ると音無先生のこわーいお説教が待っているのだ
私はそれを、一年生の時にやってしまい、本当に怖かった。
今でも夢に出そう(((
｢マネージャー！
グラウンドから、神童の声
｢はーい！
とりあえず返事をしてグラウンドへ向かう
怪我人かな？
｢熱中症かな。救急箱持ってくるから、ベンチに寝かせて、スパイクも脱がせてね
あとは、うちわとかで仰いであげるといいかも
その場で出来そうな事を部員につたえ、救急箱を取るためにサッカー塔へ
その時すれ違った水鳥には、ついでに皆も休憩して。という伝言を頼んだ
倒れたのは倉間
七月の半ばにさしかかり、この強い日差しにやられたんだろう
最近は練習に熱心に励んでいたのが仇となったのだろうか。
｢今日１日は見学ね。
全く、倒れる前に報告しなって言ったでしょ！
あんた昨日も倒れたの覚えてる？
｢すみません…
応急処置を終え、倉間に説教中
ちなみに、私も実はこんなことを言える立場ではない
去年誰よりも早くぶっ倒れたのは私だ。マネージャーなのに。
しかも、2日連続で
一回倒れて、ちゃんと回復して置かないと、また倒れてしまう
まぁ、当たり前だが
｢やっぱり明日も見学。朝練も、放課後も
｢いや、大丈夫です。明日はやらせてください
｢昨日もそのセリフ聞いたからね
｢練習試合も近いし、A先輩の言う通り、体を休めたらどうだ？
と神童からも言われ、倉間はそれを了承するはめになった
｢情けねぇ
そんな倉間の頭上に降る声は篤志の声
｢う、うるさいです！だって…
その後の言葉は聞き取れなかったが、篤志は聞き取れたようで、へぇ。と口角を上げた
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月宮みやこ(プロフ) - あと良ければ、友希させてもらっていいですか？ (2015年7月31日 22時) (
レス) id: 9434e4b44e (このIDを非表示/違反報告)
楓♪(プロフ) - りんご姫さん» ありがとうございます！応援してくれたら嬉しいです！ (2015年7月11日 20時) (レス) id: d5e063c80a (このIDを非表示/違反報告)
楓♪(プロフ) - 月宮みやこさん» よかったです！！！有難うございます!!!! (2015年7月11日 20時) (レス) id: d5e063c80a (このIDを非表示/違反報告)
りんご姫(プロフ) - 知らぬうちにまた新作が!面白いですヨ!! (2015年7月10日 15時) (レス) id: 235dc847a0 (このIDを非表示/違反報告)
月宮みやこ - 見ましたよ〜。あいかわらず、面白かったですっ！！ (2015年7月3日 22時) (レス) id: 9434e4b44e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風野楓♪と霧風シオリ x他1人 | 作成日時：2015年3月29日 10時
