けんか ページ10
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作戦を立ててからキヨの前で一緒に帰ったりとか、仲良さそうに話したりとかとにかくそこら辺のカップルがしそうな事をしてみたけど効果が見えたようには見えなかった。
と言うよりかキヨと更に距離が広がった気がした。
私の目の前にはキヨ、久しぶりに一緒に帰っているけどいつもと変わらない無言。
キ｢ …なぁ ｣
あ｢ っ！ な、なに？ ｣
キ｢ …お前さぁ最近レトさんといつも一緒だけど好きなのかよ ｣
…そんなわけないだろう、まず好きだったら別れてるよ。
あ｢ レトはただの友達で好きなのは… ｣
キ｢ 別に、好きになったなら俺はいいけど ｣
あ｢ ………は？ ｣
何だそれ、なんで仮にも彼氏なのにそんな事が言えるの。 こんなに好きで、やっとの思いで付き合えた時どんだけ嬉しかったか知らないくせに。
ふつふつと怒りが込み上げてきたのが自分でも分かった。
キ｢ んだよ、はっきり…いでっ！ ｣
私は自分が持っていた携帯をキヨの頭めがけて投げた。
キヨはこっちを睨んでくるけど全然怖くないんだよ、バカたれが。
キ｢ お前なぁ…！ ｣
あ｢ …別れたいなら、そう言えばいいじゃん ｣
キ｢ …は？ おい、 ｣
あ｢ 元はキヨから離れたくせに、何でもかんでも私に任せて、ホント嫌い。 キヨなんてもう大嫌いだから！！ ｣
投げた携帯を素早くとってキヨを置いて自分の家まで走った
バタン、と荒々しくドアを開けて親の声を無視して部屋に入った途端涙が止まらなかった。
あ｢ っ…ぁ…ば…かぁ… ｣
嫌われたくなくて今まで我慢してきた。
嫌われるのが怖くていつもキヨのご機嫌を伺って、毎日過ごしてた。
でもそれも今日で終わりで、明日どうせ別れるとか言われるに決まってる
ただの自己完結、そんなの分かってるけどキヨに睨まれた時点で終わりなんだよ。
涙が止まらなくてグズグズしていたら電話がかかってきた。
…やっぱり、いつも私を心配してくれるのはキミだけだった。
あ｢ …はい ｣
｢ …やっぱり泣いてると思ったで ｣
あ｢ …助けてよ、レト ｣
｢ …公園で話そっかA ｣
あぁ、やっぱりその優しさに甘える私は弱いままなんだろうか。
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はるはる - 続きがみたいぃ (3月1日 21時) (
レス) @page20 id: 36b38a1b35 (このIDを非表示/違反報告)
///// - 更新してくれぇぇぇぇ (12月17日 22時) (レス) @page20 id: fbcfd29a2d (このIDを非表示/違反報告)
あ - すれ違いですかすれ違いですよね可愛すぎる最高ｳﾜｱｱｱｱｱ 続き気になりすぎるう… (12月3日 21時) (レス) @page19 id: 95917304ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - ひぃー。続きが気になって夜しか寝れない😭 (6月29日 22時) (レス) @page20 id: e1c0f22511 (このIDを非表示/違反報告)
(TT)♡ - 続編は更新なされないのでしょうか…？ (2023年1月8日 17時) (レス) @page20 id: e29111d029 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年3月21日 2時
