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昨日と打って変わって雲は少し暗い。
そんな中いつもの公園へ行けば既にレトはいた。
レ｢ あ、A！ ｣
手を軽く振ってレトの顔を見るとまた、泣きそうになったんだ。
さっきの事がフラッシュバックして、自分の馬鹿さ加減に心が痛くなった。
レ｢ …まぁ、Aが我慢出来なくてキヨくんに怒った、とかそんなんやろ？ ｣
見透かされている。
レトは普段アホなくせに人の事をちゃんと見てる。
…だからだろう、知っていて尚話を聞いてくれるだなんてどんだけお人好しなのか。
あ｢ …折角協力してくれてたのに壊してごめん。
私、無理だった…キヨが、レトが好きならそれでもいいけどって、言われて ｣
レ｢ ……キヨくんがAは俺が好きちゃうんかって思っとったわけやろ？ ｣
あ｢ …うん、好きならそれでもいいけど、とか言われちゃって…嫌だったんだ、キヨに捨てられるのが怖かったの ｣
レ｢ …A、初めてキヨくんに本音言えたんちゃう？ ｣
あ｢ …え ｣
レ｢ Aはいつも深読みするからなぁ…キヨくんの事を思って言えなかった本音も今日はいえたわけや、それはすごい事やと思うで？ ｣
あ｢ …本音、言えたんだね ｣
気付かぬ内にキヨに気を使いまくって、本音すら言えなかった自分が今日キヨに本音を言えた。
そう思うと少し自分が進歩したように感じられた。
レ｢ …キヨくんも深読みする奴やからAは明日ちゃんと話し合い、そんでお互いごめんなさいできたらいいんとちゃう？ ｣
あ｢ …なんかレトはずるいね ｣
……そんな悲しそうな顔でアドバイスするなんて、レトらしくない。
レ｢ ……どういう意味？ ｣
あ｢ 優しくして、励ましてくれて…感謝してるんだよ！ ｣
レ｢ …俺、そんな優しくないで。あわよくば…なんて思ってる奴やで？ ｣
俯いていたレトは顔を上げて私を見つめてきた。
そして私の腕を掴んで言い放った。
ダメなのに、目が逸らせなかったんだ。
レ｢ …俺じゃ、Aを幸せにすることできひんのかな ｣
あ｢ っ…レト、 泣かないでよ ｣
そんな泣いて私に縋るキミを突き放すなんて、今の私にはできないのに。
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はるはる - 続きがみたいぃ (3月1日 21時) (
レス) @page20 id: 36b38a1b35 (このIDを非表示/違反報告)
///// - 更新してくれぇぇぇぇ (12月17日 22時) (レス) @page20 id: fbcfd29a2d (このIDを非表示/違反報告)
あ - すれ違いですかすれ違いですよね可愛すぎる最高ｳﾜｱｱｱｱｱ 続き気になりすぎるう… (12月3日 21時) (レス) @page19 id: 95917304ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - ひぃー。続きが気になって夜しか寝れない😭 (6月29日 22時) (レス) @page20 id: e1c0f22511 (このIDを非表示/違反報告)
(TT)♡ - 続編は更新なされないのでしょうか…？ (2023年1月8日 17時) (レス) @page20 id: e29111d029 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。 | 作成日時：2018年3月21日 2時
