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王子様 6 ページ6

...






「...あ、」




我に帰って口を話すと

重なり合う目線。




胸の鼓動は止まらないし

顔は湯気が出るほど熱くて赤い。





「ご、ごめっ、」





おどおどしてる神山くんの目も泳いでいて

暗くてよく見えなかったけど




確かに頬が赤く染まっていた。




「雨、降るから、はいろ、か、」



『え、あ、はい、』







「神ちゃー.....えっ!?」





どこがで聞いたことのある声がすると思えば


2人同じ傘の中に入る私達を見て




目を大きくさせてる重岡くんがいた



「あ、あっ、こんな、とこにぃ、な!


お、おお、お、おったん、やなーっ!はは」





完全にこの状況を理解できてない

でも重岡くんだ。本物だ。



「ま、まあ、な!寒いし、なあ!
中にぃー、はいっ、はいろ?」





「ふはっ、しげ、無理すんなて」




「ええあえ、いやあああぁ、えっえへへっへへ

むっ、無理なんか!無理なんかー!やで!

ほらっ!げん、元気元気ー!はは〜ってな」






急に笑い出す神山くんを見て少しほっとしたのか


重岡くんの表情も緩んで



なんとか普通に話ができるようになった。








楽屋に帰って状況を説明すると
みんなの目線は私に集まっていて


「.....って感じです。」




「「「「「 しげ 」」」」」


「は、はいっ」





桃「よーやったなしげー!!」

橙「本間やで!こーんな可愛い子!」

紫「やばいやばいやばいやばいやばい」

黄「みんな、みんな落ち着けって」

青「んふふ、可愛い〜」





こんなに、歓迎してくれた。





橙「神ちゃん、この子誰なん?」








「俺の子、」



『へっ?』



「俺が、拾った子、」





next 、

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雨ノ宮心音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年5月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きゃらめる | 作成日時:2017年3月19日 8時

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