★お忍びデート 三雲×綾辻 （ユウ@修loveさんリク）（シリアスじゃないyo☆） ページ7
ガヤガヤと楽しげな騒音の中に、どこからか笛の音が聞こえてくる。
「遥、大丈夫？」
「う、うん……」
こういう夏祭りの季節にはだいたい、広報の仕事が入る。
普通の講演だったり入隊用のデータ集めなど、表舞台に立たない者にもやる事は沢山あり、遊ぶ暇などなかったのである。
嵐山隊の綾辻遥は、そんな訳で、夏祭りというものにあまり行ったことがなかった。
でも、今日だけは頑張って休みをもぎ取り、こうして本部から離れた地区の夏祭りに来ている。
お忍びデート、というわけである。
「修くん、一旦こっち行こう？」
濃紺の浴衣の袖をくいっと引くと、三雲はその翠の双眸にあるものを捉えていた。
「遥、かき氷は何味が好き？」
「え……っと、いちご？」
「分かった。買ってくるから、道を外れたところで待ってて」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「はい、いちご味」
「ありがとう。うわあ、美味しそう………！」
練乳をたっぷりかけたいちご味のかき氷に、綾辻は目を輝かせる。
ブルーハワイを買ってきた修も、それを見て自然と笑みが零れた。
少し崩してから食べると、甘くて冷たい。
とっても、美味しい。
「………遥って、美味しそうにものを食べるよね」
顔を赤らめながらも言葉を紡ぐ修。
「僕の家に来た時とか、隊室でどら焼きを食べた時とか……そういう人好きで……
あー、駄目だ。もう無理」
「ふぁ⁉」
急に抱き寄せられ、耳元で囁きかけられる。
「僕は、やっぱり遥がすごい好き」
「………！」
言葉とともに口に温かな舌がねじ込まれる。
それは、微かにいちごの味が残っている。
三雲修と綾辻遥の、幸せな温度だった。
「ふふ……私だって、」
・
・
おさむくんが、だいすき
ーーーーーーーーーーーーーーー
あっまぁ。っていうか幸せオーラ全開。
夏祭り行きてえーーーーーーーーーーーーーーー！
ユウさん、どうでした？
これからも当作品をよろしくお願いします。
☆無気力バカ【菊地原士郎】→←☆お家デート 激甘【三雲修】 (ユウ＠修loveさんリク)
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久城墨香(プロフ) - 丸干しさん» ありがとうございます！！初のネイバーくんだったので心配だっったのですが、喜んでいただいて嬉しいです！！ (2016年12月19日 14時) (
レス) id: 696e4784d7 (このIDを非表示/違反報告)
丸干し - ヒュースかわええ...(/ω＼) (2016年12月19日 9時) (レス) id: ca2c405926 (このIDを非表示/違反報告)
久城墨香(プロフ) - 魅野漓さん» ありがとうございます！！！ (2016年12月10日 20時) (レス) id: 696e4784d7 (このIDを非表示/違反報告)
魅野漓 - きくっちー最高です！！ (2016年12月10日 19時) (レス) id: 0bc80e46bd (このIDを非表示/違反報告)
久城墨香(プロフ) - リリンさん» 良かったです！！ (2016年12月4日 11時) (レス) id: 696e4784d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：久城墨香＆藤見日和 x他1人 | 作成日時：2016年7月23日 11時
