夏油くんを困らせたい (ページ10)

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◎ 帰宅ページ10

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『あ、今日Aちゃん帰ってくる日じゃん！』

恵「やっと夏油先生の顔色が良くなるな」

釘崎「んも～～はやくお土産話聞きたいんだけど。なんかやらかしてないかなあの人」

『なんか五条センセーから聞いたけど、ゲイバー行ってたらしい。』

釘崎「なによそれめちゃくちゃ面白そうじゃない」

“あ！1年ズはっけーん”

恵「Aさん。」

キャリーバッグとお土産を持ってるAちゃんハッケン。

『Aちゃんおかえり～～！！！！』

釘崎「美味しー物買ってきた？！？」

恵「……ほんとに任務してきたんですか。スゲー楽しんだっぽい顔してるけど」

「えー恵辛口！！」

「ただいまわたしの天使たち～～～～っ」

おいでー、と腕を広げるAちゃんに真っ先に飛び込んでいく釘崎。(と。オレ)

ちゃんと釘崎に取られたんだけどね。Aちゃんの胸に飛び込もうとしたら伏黒に首根っこ掴まれたんだけどね。

釘崎「まって、Aちゃん身長縮んだ？」

「いや～任務で靴壊れちゃってさあ。急遽買った靴、ヒール低いんだよねえ」

……確かに。160くらいの釘崎と同じくらいの身長差だったのに今じゃ明らかにAちゃんのほうが小さい。

恵「Aさん、身長小さいっすもんね」

「いやフツーよ？平均だよ！」

五条さんと傑くんが大きいだけで！って必死になってる。

『え～～なんか可愛いんだけど！！』

「ええまじ～？ヒール履くのやめちゃおっかなあ！」

「……あ、そうだそうだ。お土産！はいどーぞ！」

紙袋を渡してくる。

釘崎「うわ～これ食べてみたかったやつ！センス良し～～！ありがと！」

皆でAちゃんにお礼を言ってると

夏油「A、おかえり。」

彼女のせいで顔色がどんどん悪くなっていた張本人。

「んん！傑くん！」

パタパタとしっぽを降ってるAちゃんの幻覚が見えそうなくらい、わかりやすい。

ぴゅーんと走って夏油先生に飛び込む。

釘崎「ちゃんと抱きとめてくれるのマジでにじゅうまるだわ～」

勢いよく飛び込んできたAちゃんを軽々と抱きとめている夏油先生。

夏油「こら、急に飛び付いたら危ないよ」

『……って言いながらも口角ゆるっっゆるですけど！！！センセー！！！！！』

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