夏油くんを困らせたい (ページ21)

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◎ 愛よりページ21

アニメ勢注意！
本誌のキャラ出てきます！

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交流会当日っ！

悠仁くんがウェーイ生きてましたァ！！
ってやって恵と野薔薇ちゃんに怒られて久しぶりに歌姫先輩にも会えてワイワイしてる。ナウ。

割とマジで五条悟のことが嫌いな歌姫先輩、オモロいな。私も嫌いだけど。

歌姫「あ、そういやA。悪いんだけどアンタのイッッッチバン嫌いな奴が来…」

“ホンマに東京はえらい暑いわぁ、”

…はァ～～～～～～～～

『ゴメン用事思い出した。家帰…』

夜蛾「A」

『ウソで～す』

こっわこっわこっわ、先生コッワ

サッと傑くんの影に隠れる

五条「え～久しぶりだね。何しに来たの？禪院直哉クン」

直哉「ええやんか～母校の交流会来たって。なぁ？Aちゃん」

直哉「久し振りやなぁ」

『……帰りたい』

直哉「そんな冷たい事言わんといてや～」

……ゲ。
というような顔で真希ちゃん真衣ちゃんは彼を見る

直哉「え、Aちゃんもしかしてまだ傑くんと付き合うてんの？」

傑「そうですね。A、もう試合始まるし行こうか」

『ウ、ウン』

傑くんの目のハイライト消えてんじゃん。
大丈夫そう？

何何！と1年ズはザワザワしてるけど頼むから禪院直哉、関わらないでほしい！！！切実に～！！

五条「うっわ～バチバチじゃんコーワ」

五条「じゃ、そろそろ閲覧席に行こっかぁ」

歌姫先輩が小声で“A、強く生きろ” なんて言ってきたけどもうほぼ死んでますよ私の心は。

右腕折れてるし。
いや関係ないか。

それでもちゃんと可愛い生徒たちには“頑張るんだよ～！” ってエールを送っておいた。

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直哉「なぁAちゃん。なんで腕折れとるん」

『…任務でちょっと』

直哉「へぇ～。」

直哉「そや、後で2人で話したいんやけど」

『エー……何ですか？』

直哉「Aちゃんのセコム怖いんよ。だから2人きりがええのになぁ」

細いつり目でニコ、と笑ってくる金髪のピアス男。

……まぁ、顔はいいんだけどね。
なんせ性格がクズ中のクズ。五条のアイツと傑くんとはまた違った種類のクズ。

男尊女卑の塊のような男。
“男の後ろ歩けへん女は背中刺されて死んだらええねん”

なーんてふつーに言っちゃうような、クズ男が私はとっても苦手だ。

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