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そこからもずーっと夏油先輩は 何かと私に絡んできて一緒にいる時間が長くなった。


可愛いね、好きだよ なんて言葉 聞き飽きるくらい色んな男に言われてきたのに。

なんだかこの人から言われると素直に受け取ってしまう。なんでだろう。


頭おかしくなったのかな、私。





『ひぇぇ疲れた、帰ったらすぐ寝よっと』




久しぶりに夏油先輩と2人の任務だった。

高専から近かったので 歩いて帰る、と夏油先輩が勝手に補助監督さんに言ったので2人でとぼとぼ歩いて帰ってる。(車、乗りたかった)





夏油「そうだね。直帰するなんて偉いよA。」




『先輩が外に出してくれないからでしょーが。』




夏油「そうだっけなぁ」


と、とぼけた顔をする。




帰りにコンビニ寄りたいと言う先輩。

別に欲しいものがなかった私は外で待っていた。

遅いなぁ〜〜〜なに買ってんだろ、て思いながら携帯を見ていたら女の人と話しながらコンビニから出てくる先輩。



なんだか可愛らしい女の人で 先輩もニコニコ笑ってやがる。デレデレしてんじゃねえ!!




「あのっ、良かったら 連絡先とか教えてくれませんか…っ?」



夏油「ああ、連絡先? 」


先輩が何か言おうとした時、なんかわかんないけど先輩の制服の袖を掴んで 女の人に


『ダメ……です、すいません』




「え、あっ、彼女さんいたんですね、すいませんっ!」

走っていく女の人。

我ながら私って嫌な女だと思う。
自分であざとい事してんのもわかってる、でもなんかムカついたんだよね。夏油先輩もナンパしてきた女の人も。



夏油「……ごめん、可愛すぎて顔が見れないや」


先輩が片手で自分の顔を覆って上を向いていた。
身長が高いから顔は見えないけど 耳は赤くなってた。



『ムカついただけ』



夏油「嫉妬?」



『んー……』


さっきまで照れて顔を隠してた癖に 急に私の顔に自分の顔を近付けて


夏油「やっと私の事 好きになってくれたのかな」



『…よくわかんない、好きとか』


『え、待ってもしかして 私って夏油先輩の事好きなワケ?』




夏油「んー。そうなんじゃないかな」




『ちょっとこの気持ちがわかるまで一旦距離置かせてください』




夏油「駄目だよ、そんなのは。私が教えてあげる、今日からAはずっと私のものだよ。」




『……いきなり重た』











◎ 過去編でも現在でも良いのでリクエストあったりしませんか…?!

◎ カンソウ→←◎



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葡萄爽希(プロフ) - 傑ってこんな可愛いっけ…? (2022年9月19日 11時) (レス) @page23 id: d897661d77 (このIDを非表示/違反報告)
さつき - 続き気になります!更新まってます! (2021年3月12日 23時) (レス) id: ec3d678089 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - 面白い!嫉妬する夏油可愛い! (2021年2月3日 23時) (レス) id: 35a64f1103 (このIDを非表示/違反報告)
いろは - 好きです。更新待ってます。 (2021年1月26日 5時) (レス) id: 6b62d85a2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉月 | 作成日時:2021年1月24日 3時

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