まだ好きだから

◎ 好きな人 ページ30

壱馬 side









ドキドキドキドキ。





臣さんに呼ばれて 直人さんと臣さんとまさかのAちゃんのいるお店に。








恋のエンジェルでしょうか臣様。









『 お疲れ様です 』






『 すいません臣さん 急に連絡しちゃって 』









臣「 全然いいよ、壱馬 」








直人さんにも挨拶して。






『 Aちゃん、昨日ぶり 〜 』








「 壱馬くんおつかれ 〜！ 」








直人「 可愛いな なんか 」









臣「 壱馬くんの遅かったからAもう酔っ払ってるよ 」








「 えっ 酔っ払ってないですよ ！」







頬がほんのり赤くて若干目がとろんってしてるAちゃん。



…可愛いすぎん？







前飲んでた時はそんなに酔ってなかったような。









臣「 ウイスキー飲めないの克服したいなーって話ししてハイボール飲んだらこうなりました。」









直人「 克服できなかったんだね 」









「 諦めました… 」









臣「 最近頑張ってるよね壱馬。今ライブもやってるんでしょ？」









『 そうっす！昨日Aちゃん観にきてくれてすっげえ張り切りました 』









「 皆キラキラしてました！ 」









「 翔さんが次ツアーTシャツ着て行こうかなって言ってましたよ。」









直人「 もう一回行こうとしてるんだ。笑 」









・









4人で喋り倒して盛り上がってたら


気づけばこんな時間に。









臣「 そろそろ帰るか 、A死ぬほど眠そうだし。」









「 …ちょっとだけ？ 」









臣「 俺今日車で来てるからA送ってくわ。壱馬は？家どこだっけ 」









『 あ、俺大丈夫っす。臣さんちと確か方向違った気がするんで！ 』









帰るの遅くなったら申し訳ないし




タクシーでも捕まえよう。







臣「 マジ？ じゃあ気をつけて帰れよ〜 」









直人「 っしゃタクシー捕まえるか 」









Aちゃんと臣さんにさようならして直人さんとタクシーを捕まえに外へ。








直人「 壱馬さ、Aの事好きっしょ？ 」







『 え？！？ 』







直人「 バレバレ。つーか分かり易すぎるわ。笑 」









『 俺そんな顔に出てたんすね … 』







直人「 可愛くてたまんねって顔してたよ 」







直人「 可愛いな〜お前！！！ 」



ぐしゃ、と頭を撫でられて

お先〜 とタクシーに乗り込んでしまった直人さん。




… バレてた。









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