◎ 何故か ページ3
壱馬 side
何故か ここ最近。
用もないのに屋上に行ってしまう。
ガチャン 、
あぁ やっぱ鍵閉まってるか。
因みに 今日で3日目。
いや別にストーカーとかじゃないからね 、勘違いしないでね。
屋上で寝るの 保健室なベッドで寝るより居心地良かったからさ。
ま、 開いてねえなら仕方ないな。
って思って屋上から4階への階段を降りていたら
後ろから声がして
「 あ、 この前の。 」
… 空からの明るい光と 綺麗な彼女がそこには立ってた。
『 あ 、』
「 使いなよ屋上。どうせサボりに来たんでしょ。」
・
俺がコンクリートの上で寝転がっていたら
先輩も隣にいて。
『 今日は上に登ってないんすね 、』
「 寝すぎた。 次の授業始まるまで暇なんだよね。あれ、寝るの? 」
「 私暇なんだけど。」
まるで私の話し相手になれとでも言うように。
とんだわがままやん。
『話し相手になってあげますよ 、A先輩 』
「 あれ 何で私の名前知ってるの 」
『 この高校じゃ有名ですし。』
「へー 」
どうでも良さそうな返事。
「 お腹すいたな」
「なんかないの?お菓子とか」
『 持ってそうに見えます?俺が』
俺の顔をじっと見つめて
「…見えない」
つーかこんな近くで顔よーくみたの初めてかも
真っ白で綺麗な肌に 栗色の瞳に クリッとした目に綺麗な平行二重。
スラット鼻筋が通った高い鼻に 薄いピンクのふっくらとした唇。
芸能人かよってレベル。
「 あ そうだ。君さあこの前私のパンツ見たんだから」
「なんか奢って。」
どいつもこいつも奢って奢ってって。
『えー。』
「 決まりね。今度校内で会ったらでいいから。」
『 え、俺別に良いよとか言ってないんですけど 。』
「 ん、じゃあまたいつかねー。」
… 結局俺寝れなかったやん …
でも何故か そんなに嫌じゃないのは何故だろう。
966人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆりか(プロフ) - 続編みたいです!! (2020年1月20日 21時) (レス) id: 1647bd3009 (このIDを非表示/違反報告)
nagi(プロフ) - 続編が見たいです! (2019年11月20日 16時) (レス) id: 8bc1464744 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 続編みたいです(>_<) (2019年10月23日 17時) (レス) id: 6e948807d3 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続編みたいです! (2019年6月7日 18時) (レス) id: ab56cd607c (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 見たいです! (2019年5月20日 19時) (レス) id: 006380ee8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴ よ ち ゃ ん 。 | 作成日時:2018年10月9日 2時