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二人組に分かれて、徒歩で彼女を探す。
人の形っぽく見えるもの、明らかに樹木や車の一部と思われるもの それらの崩壊具合は様々だ。
このヒトガタのうち、崩壊してしまった人物はどうなっているのだろう。つい、崩れている方にAの面影を探してしまう。
「……ヒソカ、落ち着きなよ」
簡略な地図を持って後を着いてくるイルミが呼び止める。落ち着けの指摘の通り、ヒソカはそわそわと無秩序に歩いていた。
「今日いるかも分かんないし」
イルミの言葉をそのまま解釈するなら、今後も機会はあるはずだ。
あえてだろう、今日とつけてくれることに配慮を感じる。逆に取れば、今日見つからなければヒソカはずっと探し続けるだろう。
そこでヒソカははたと思い出した、クロロが彼女の能力を非常に魅力的だと話していたことを。
なんらかの方法でAの念能力が奪われるか、不可能と分かりここで破壊されてしまうか……嫌な想像が湧く。これまでA探しに協力的であったが、無慈悲な彼の性質を思い返して急に焦り始める。
「……やっぱり合流しよう♧」
先ほどから勝手すぎるヒソカにイルミは一瞬顔をしかめる。しかし、目処がつくまで今日は帰れないだろうことを思い 黙って着いていくことにした。
合流までの道中も見知った容姿を探しながら進む。
女性で、前髪のある長髪。ありふれたスタイルなので作業は遅々としていた。うつ伏せの人物は諦めた。
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ルイ(プロフ) - mooさん» 通知がすごすぎてコメントに気付きませんでした🙏🏻複数作品お読み頂き&コメントもありがとうございます！楽しんで頂けたなら嬉しいです！ (2023年5月9日 12時) (
レス) id: 1984ade8f5 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白かったです！ (2023年5月9日 4時) (レス) @page45 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2022年4月19日 17時
