19××年××年××日 -■■週間 記録1 ページ15
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「……それで、ボクは扉とか投げかけられた訳だ♤」
Aがアナタを家に連れ込んだことがあるのかと思った。この部分を忌々しげに言うものだからアイザックはたまったものでない。
弟がこんなに執着していたはずなのに忘れ去っている、改めてAの反ミーム作用を観察できた。
「……こんなに思いっ切り見えてんのになぁ」
あれ以来ヒソカが開けっぱなしにしている寝室を指しての言葉だ。
イルミとアイザックは追加検証のためAとヒソカの自宅を訪れていた。
アイザックは当初、自宅に隠し扉でもあるのかと思っての声かけだった。2LDKの自宅は一部屋がヒソカ、もう一部屋がAのシンプルな間取りだ。これが見えていなかったことにイルミもアイザックも驚きが隠せない。
どうやら、彼女の部屋に入ると記憶を取り戻せる者がいるようだ。ヒソカ、シャルナークがこれに該当する。イルミとアイザックは既に思い出しているので効果は分からない。
生前のAとの交流の深さも影響すると思われるが、詳しくは不明な部分が多かった。
起点も不明である。部屋に効果が付与されているのか、遺体があった場所だからなのか分からない。
忘却効果についてはある程度影響下から逃れられたように思う。……いよいよ彼女の行方が知りたい。
ヒソカの話によれば、Aの体重よりずっと少ない量の物質が残されているだけで遺体はなかった。
「ほんとだね、この雲母みたいな……焼却後とも違う感じ」
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ルイ(プロフ) - mooさん» 通知がすごすぎてコメントに気付きませんでした🙏🏻複数作品お読み頂き&コメントもありがとうございます！楽しんで頂けたなら嬉しいです！ (5月9日 12時) (
レス) id: 1984ade8f5 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白かったです！ (5月9日 4時) (レス) @page45 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2022年4月19日 17時
