記録4 ページ21
「イルミに音を上げさせるとはな」
「彼は飽きっぽいところがあるよ♧」
「暫定Aの返答に、一喜一憂するお前がしんどいってさ」
暫定との単語を聞いてヒソカの目が獰猛になる。この交信相手はAでなくては困るのだ、覆すことを言うなと言外に滲ませていた。
そんな態度の彼にクロロは構うことなく、まじないを開始した。
「A、クロロだ。日にちを確認したい」
『△△にち』
「こちらでは今日は××日だよ」
日付の進みが、やはりおかしい。
彼女の体が腐敗せずどこかへ移動したような状況から、クロロは定期的にお互いの時間軸を確認することを提案していた。
Aの示す日付とこちらの日付が噛み合ったのは一度だけで、基本的に数日ズレている。ズレの大小は現時点では法則性を見いだすほどの情報がなかった。
「部屋に残されていた炭素の重合体、鉛筆の芯とダイヤモンドの中間みたいな物質……同定(どうてい)の結果、ほぼ一致するものが見つかった。でも予想外なのは、広範囲に及んでいることだ」
×️×️平方キロメートル、小さな街一つほどの範囲全体が 件の物質と化しているエリアが発見された。
「そしてそこは協会が一度調査済みだ。しかし彼女はいなかった。オレの考えだと、日付を合わせればまた違う結果が得られるかもしれない」
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ルイ(プロフ) - mooさん» 通知がすごすぎてコメントに気付きませんでした🙏🏻複数作品お読み頂き&コメントもありがとうございます！楽しんで頂けたなら嬉しいです！ (5月9日 12時) (
レス) id: 1984ade8f5 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白かったです！ (5月9日 4時) (レス) @page45 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2022年4月19日 17時
