☆白石 Happy Birthday☆ ページ8
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白石side
白「はぁ〜…」
委員会の仕事が終わって、1人で帰ろうと歩く。
保健委員やし、少ししかせなあかん事無かったから終わらせよ思て、部活後に終わらせた。
今日は俺の誕生日。
自分の誕生日を忘れる程アホやないし、ちゃんと覚えてる。
みんなからおめでとう言われたしな。
でも、たった1人からまだ言われていない。
教えたんやけどな……
まあ結構前やったし、最近会ってへんからしゃーないな…
白「…」
日が沈みかけて、空はオレンジ色に染まっている。
誕生日なのに少し寂しい気持ちになりながら歩いていると、俺の影の隣にもうひとつの影があることに気づいた。
びっくりして右を見ると、そこには久し振り…でもいつも通りの真顔で歩くA先輩がおった。
白「せ、先輩！？さ、先に帰ったんじゃ…」
「帰ったよ。でもね、公園で蔵待ってた」
白「え…公園で…？俺を？」
「うん。でも、寝ちゃってて蔵が通ったのに気付かなくて……
空水色だったのに、オレンジになってたから急いで追いかけた」
白「そ、空が水色の時から？
………先輩公園でどのくらい待ってはったんですか？」
「ん？…えーっと………3時くらいからだから…今6時くらいってことは3時間くらいだね」
白「さ、3時間！？！？」
ケロッとした顔で言うA先輩。
今の時期、春やから本当は暖かいはずなんやけど、夕方は最近少し気温が低くて風も強く、冷たい。
そんな中、3時間も外で待ってたん…？
よう見たら、先輩は制服姿やった。
多分高校のや。
白「さ、寒かったやろ！？ちゅーか今も寒いやろ！？
そんな短いスカートで……あと何でブレザー着てないん！？
家に帰ったんなら暖かい服に着替えてや！！」
「走って帰ったから暑くて……蔵、帰ってないか心配で急いでたから着替えとか考えてなくて…
ごめんなさいお母さん」
白「お母さんちゃう！！」
そうツッコミながらも、めっちゃ嬉しかった。
そんな普通のこと考えられへんくらい俺の事が先輩の頭の中にあったんやなって。
俺は、着ていたテニス部のジャージを脱いで、先輩の肩にふわっとかける。
「い、いいよ…！蔵が……」
白「俺より先輩ですわ。汗臭いかもしれへんけど……風邪なんて引いて欲しくないですから」
「……じゃあ今から付き合って」
白「えっ、わ…っ！」
いろいろと聞く前に、先輩は俺の腕を引いて走り出した。
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妄想女子：ムーン(プロフ) - リクで、夢主ちゃんが「ほんわか系女子」じゃなくて、「イケメン系女子」というのを、お願いします！続き楽しみにしてます！力まずマイペースに頑張ってください！ (2017年8月20日 22時) (
レス) id: 3b8fbee2b4 (このIDを非表示/違反報告)
永眠少女 - リクで、「もしも主人公が跡部と幼馴染だったら」というのをお願いします(._.)ﾍﾟｺ 四天宝寺にいたころ、たまたま合同合宿で再開したっていう設定で☆いつも読ませてもらってます。頑張ってください！ (2017年7月8日 21時) (レス) id: 8cc207262d (このIDを非表示/違反報告)
栗ようかん(プロフ) - 龍神邪炎さん» どっちも頑張りますよ〜(≧∀≦)リクありがとうございます！！ (2017年7月8日 12時) (レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
栗ようかん(プロフ) - 風鈴さん» リクありがとうございます！オッケーです(｀・ω・´) (2017年7月8日 12時) (レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
風鈴 - リクエストで、「主人公が色んな学校に偵察しに行ったら」というのお願いします！これからも頑張ってください！！ (2017年7月3日 18時) (レス) id: ca65044385 (このIDを非表示/違反報告)
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