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試合観戦 ページ37

屋台で飯を買って食えない俺は観客席で試合を観ていた。

本来な外出て屋台でたらふく食う予定が全部閉まってちゃ仕方ない。

取り敢えず次の対戦相手の情報や要注意人物を捜しておくか。

多分これで勝った奴が俺の次の対戦相手だ。

今対戦している奴は黒い髪を持ち手には杖を装備している、如何にも魔導士の風格だ。

一方相手の方は白い髪を持ち某サッカーアニメの厨二病患者の様な雰囲気をする奴だ。

詳しく言うと"凍てつく闇の冷たさを思い知るが良い"何て言ってる奴だ。

見た限りでは魔導士の方に分がありそうだ、奴はかなり訓練を積んだ風格を漂わしている。

厨二病は素早さはありそうだが魔法を扱う期間がまだ浅いと見える。

それに魔導士の属性は火、厨二病は氷だ。明らかに属性相性は厨二病が不利だ。

そうこうしてる内に審判が合図を出し、彼らの試合は始まった。



まず最初に魔導士が火の玉を作り出し相手にぶつけようとした。しかし厨二病は
地面に氷を張ってアイススケートのシューズを履きプロのスケーターも驚く技術で躱した。

そこで魔導士はステージ上に火を広範囲に散撒き氷を溶かそうとしたが厨二病の氷の方が強く
どんなに炎を散撒いても直ぐに凍ってしまう。

焦った魔導士は無数の火の玉を作り出し奴にぶつけようとした。1回戦で法条さやかが
拳銃を使い連射して逃げ場を無くす作戦だ。

魔導士の狙いは結界で防御した隙に水蒸気で見えない相手に後ろから攻撃を仕掛ける寸法だ。

しかし厨二病は氷の盾を使って真っ直ぐに突っ込んで来た。

流石に吃驚しただろう、このまま前に進めば場外に出てペナルティを取られる危険があるからだ。

案の定、氷と炎で作られた水蒸気があっても人影は見えるので魔導士は避けた、だが


厨二病『それは偽物だ、騙されたな!』

何と厨二病は物を作り出す魔法で自分の分身を作り陽動作戦を取ったのだ。

不意を突かれた魔導士は防御の暇もなく厨二病の氷攻撃を正面に喰らってしまった。

流石に至近距離で特大威力の技には耐えられずそのまま倒れた。

厨二病は大声で"これが闇の冷たさだ!”と言った、恥ずかしくないのか?

これで次の俺の相手はこの厨二病だ、手強い相手になりそうだ。

もっとも戦うには勝つ事を目標にする、それに...

こんな恥ずかしい奴に負けてたまるか!

その頃→←2回戦 主人公side



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蜻蛉 - 待ってたんですよ!いつか、必ずやってくると信じて! (2014年3月27日 10時) (レス) id: cd457c766f (このIDを非表示/違反報告)
M - 一日に一回ほど更新しますね (2013年11月27日 15時) (レス) id: 42ab2cfbdd (このIDを非表示/違反報告)
ハミング - 面白いです!  私も魔法使いになりたいな〜! (2013年11月25日 16時) (レス) id: 2f0347a200 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉(大) - ホントに面白い。 魔法大会がどうなるかも気になります! (2013年11月23日 12時) (レス) id: c3317c974f (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉(大) - 続きが気になります! (2013年11月17日 14時) (レス) id: c3317c974f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チーム電子 | 作成日時:2013年11月16日 17時

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