一方その頃 クレハside by氷華 ページ16
「・・・チッ使えない駒だなぁ」
勝手にボクの仲間だ―とかほざいてるアホに頼んだ事がある。
それは遂行したようだけど、敵に背を向けてボクの所に来やがった。
遂行したのは認めるけど、逃げるってどうなんだろうねー?
そんな腰抜けは仲間以前に、知り合いだとも思われたくないね。
そんな役に立たない捨て駒は置いといて・・・、あの女は何だろうねー?
ボクとおっさんがいるといつも殺気を向ける。
・・・邪魔だし、始末するっていうのもありだけどなあ。
「そんな事したらおっさん、きっと煩いだろうな」
ボク、おっさんのお小言聞くのきらーい。
だけどなあ・・・ぎゃーぎゃー騒ぐ女はもっときらーい。
――やっぱり殺っちゃおっかなー?
自分の赤い髪をくるくると指に巻き、弄りながら思考を巡らせる。
ニヤリと笑みを浮かべると部屋を出て、外に向かう。
「クレハって、怖いイメージあったけど、案外可愛いじゃん!」
「えー、あんた狙ってんのー?」
「そうじゃないってばー!」
「あっやしいー!」
キャハハハと耳障りな声が聞こえる。
あー、うるさい。・・・これってある意味、掃除に入るよねー?
ボッと炎で女の髪を燃やす。
するとさっきの女共と周りに居た奴らが騒ぎ出す。
「聞くならこっちだよね♪」
ニッコリと笑いながら獲物((人1))の元へ向かった――。
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蜻蛉 - 待ってたんですよ!いつか、必ずやってくると信じて! (2014年3月27日 10時) (レス) id: cd457c766f (このIDを非表示/違反報告)
M - 一日に一回ほど更新しますね (2013年11月27日 15時) (レス) id: 42ab2cfbdd (このIDを非表示/違反報告)
ハミング - 面白いです! 私も魔法使いになりたいな〜! (2013年11月25日 16時) (レス) id: 2f0347a200 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉(大) - ホントに面白い。 魔法大会がどうなるかも気になります! (2013年11月23日 12時) (レス) id: c3317c974f (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉(大) - 続きが気になります! (2013年11月17日 14時) (レス) id: c3317c974f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チーム電子 | 作成日時:2013年11月16日 17時