溺愛に至るまで《伊黒小芭内》 ページ14
これはAが来てからまだ十数日程しか経っていない頃
伊黒side
先日、冨岡がAという赤ん坊を拾ったらしい
それを煉獄と宇髄が連れてきた
初めてその子を見たときは本当に可愛いと思った
しかし俺の見た目だと子供は泣き出すだろう
そう思い、二人きりになるつもりはなかった
伊黒「...なかったのだが、」
運が悪いのか、良いのか、他の柱は任務やら訓練ららでAと二人きりになってしまった。
__1時間程前の事
冨岡「....Aを頼む」
胡蝶「もし困ったことがあったら私は蝶屋敷にいますので鎹鴉を使って連絡してください。手が空いてたらすぐ向かいますからね。空いてなくてもアオイを行かせますので御安心を」
A「あーう!」
柱((可愛い。連れて行きたい。))
柱「「行ってきます!」」
A「あーあう」
そんなこんなで現在に至る
A「すーすー」
あの後Aは疲れたのかすぐ寝てしまった
寝てるなら大丈夫だろう
そう思い頭を撫でる
A「すーすーん、へへ」
伊黒「......可愛い」
A「はぁぁ(欠伸)ん、あー)
起きた!!
俺は泣いてしまうと思い素早く離れた
しかし、見えない場所へ離れたのにキョロキョロしたあとAは泣き出した
いま思うと誰もいないのが怖かったのかもしれない
A「ふ、ふぇ、ゔゔぇーん!!ゔぇーん!!!!」
気付いたら身体が動いていた
伊黒「どうした。腹でも痛いのか?」
そう言って抱き上げればさっきまで泣いていたのが嘘のように泣き止んだ
そして今は俺に笑いかけている
A「あーあー!」
そして俺の頬を撫で、抱きついた、
伊黒「お、れが怖くはないのか?」
そう聞いても赤ん坊だからそれらしい返事はない
ただひたすら俺に太陽のような笑顔を向けるだけ
それに鏑丸にも動じていない、むしろ興味を示し撫でている
鏑丸も嬉しそうだ
そんな光景を見ていたらなんだか守りたいと心から思った
伊黒「しょうがないからAのことは俺が守ってやる。泣いていたらいつでも駆けつけてやる。だから安心しろ。」
A「あーううう!」
その頃胡蝶side
まぁ!心配で見に来てみればとても仲睦まじいですね。
少々妬けてしまいますが、これなら安心です。
なんだか伊黒さん笑顔な気がします。
胡蝶「ふふっそれでは邪魔者は退散しますか!」
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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年9月3日 11時) (レス) @page42 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 鬼滅の刃大好きです最高です完結おめでとうです (2021年1月10日 10時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 凄かったです!二回ほど読み返しました!楽しすぎて、こんな文才が私にもあればなぁと思うほどでした! (2020年4月30日 22時) (レス) id: 674e45aa5f (このIDを非表示/違反報告)
妖精・ナルル - いい話や〜感動しました(泣) (2020年1月26日 20時) (レス) id: 428de63203 (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ推し-_-b - 完結で。とてもこの作品が好きでした!ありがとうございました*\(^o^)/* (2020年1月8日 0時) (レス) id: ef283739c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか | 作成日時:2019年9月23日 12時