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山「あっ生で大丈夫です。」
知「ちょっと涼介…」
山「大丈夫だから!知念は?」
知「…僕も生でお願いします。」
伊「おっけー!じゃあ頼んでくるから」
伊野ちゃんが部屋から出て行き、みんなおもいおもいに座る。
私も座りかけたけど入り口で立ったまま山田先生をじーっと見ている知念先生の様子が気になって声をかける。
「知念先生?なんかあった?とりあえず座ろ!」
知「あぁ…はい。えっと…」
そのまま知念先生と入り口の前に座る。
言いずらそうに周りを確認したあと、私の耳元に顔を寄せ
知「涼介…ビールのめないんです。お酒もちょっと飲むとすぐ酔っちゃうし…」
「え!そうなの!?ごめん合わせてくれたのかな?ビールじゃないのに変えてこようか?」
私もみんなに聞こえないように小さな声で返す。
知「いや…飲めないの言いたくないんじゃないかな。ほっときます。僕しーらない。」
「他の先生達が飲ませようとしなきゃいいけど…。」
伊「ちょっと何2人でコソコソやってんのー?やだーやらしー!」
背中側にあった襖が開いて私と知念先生の間に割り込んでくる伊野ちゃん。
「痛い痛いちょっと伊野ちゃん!無理矢理入ってこないでよ。」
伊「2人でくっついて内緒話してるからー。何?何の話し?」
「内緒話なんだから内緒だよ。ねー知念先生」
山田先生がお酒飲めない事を隠そうとして無理にビール頼んだのに、伊野ちゃんにそれを言うわけにはいかない。
知「…えー。ハイ。内緒です。」
少し困ったように眉を下げながら微笑む知念先生。
伊「あー先輩にたてつく気か知念!」
「ハイハイうるさいうるさい!飲む前から絡むな!お前も私の後輩だ!ほら早くあっち座って」
伊野ちゃんを押して奥においやる。
伊「あー怖い怖い。知念先生食べられないよーに気をつけてねー」
「食べないわ!」
そんなやり取りを隣で見ていた知念先生がフッと吹き出した。
「あっ知念先生の笑った顔初めて見たかも!」
知「すいません僕人見知りなんです。」
「そうなんだ!緊張してるだけかと思ってたよ。」
知「緊張もしてましたけどね。A先生…伊野尾先生より年上なんですね。」
「あーうん。私と咲音が1番上。で伊野尾先生、八乙女先生、有岡先生、岡本先生の順かな?」
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hagu_23(プロフ) - 初めまして!去年の冬にみせコドを観てからいきなり知念くん沼にハマってしまい小説を探していたところ、ここに辿り着きました。読みやすいし面白くて更新されてるとこまでスラスラ読んじゃいました。更新停止されてて凄く残念ですが、首を長くして楽しみにしてます! (2018年3月27日 1時) (レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
hagu_23(プロフ) - 初めまして! (2018年3月27日 1時) (レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます!知念くんらしさを出しつつキュンキュンしていただけるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - 涼李。さん» ありがとうございます!好きといってもらえてすごく嬉しいです!皆らしさが出るよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします♪ (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
miyu - 凄くきゅんきゅんします!!!知念くん大好きなので毎日楽しみに待ってます(*´ω`*)頑張ってください!!! (2017年1月13日 23時) (レス) id: 070a54082b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurinchi | 作成日時:2016年12月29日 6時