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レシートと番号札を受け取り知念くんを探す。
名前の刻印悩んだけど…イニシャルだからいいよね。
オリジナルな感じがするし。
知「終わりました？」
キョロキョロしていた私の肩をトントンと叩きながら後ろから声をかけてきた知念くん。
「うん！ごめんねお待たせして。私あの辺にいるね！」
知「はい。」
知念くんを待つ間入浴剤のコーナーを見て回る。
いつもは夢中になって自分好みの入浴剤を探すけど、今は知念くんがマグカップを気に入ってくれるか気になって集中できない。
知念くんはどんなマグカップを選んでくれるんだろう。
実はピンクが好きだけど自分のキャラじゃない気がして小物を買う時は青や水色をえらんでしまう。
だからなんとなく知念くんが選んでくれるマグカップは水色なんじゃないかなって思った。
10分ほどして紙袋を2つ下げた知念くんが戻ってくる。
知「お待たせしました。はい、これA先生の買ったほうです。さっきのお姉さんが一緒に渡してくれました。」
「ありがとう！じゃあ改めて交換しようか。」
知「はい。どうぞ。」
差し出された紙袋を受け取り私も紙袋を差し出す。
「ありがとう。気に入ってもらえるといいんだけど…はい。」
知「ありがとうございます。……なんか照れ臭いですね」
「うん。ちょっと変な感じ笑」
そう言いながら顔がにやけてしまう。
早く開けたくてたまらない。
知「顔。おかしいですよ。」
「だって楽しみなんだよー！学校で使う前にお家で1回つかっちゃおー♪」
駅までの道をスキップでもしそうな、るんるん気分で歩く私の少し後ろを、呆れたように微笑みながら歩く知念くん。
知「そんなにはしゃいでますけど、もし気に入らなかったらどうするんです？」
「わかってないなー！知念くんが私のために選んでくれた事が嬉しいんだよ。例えばこれが干物の絵のマグカップでも私は大切にするよ。」
知「そんな悪趣味な柄買いませんよ。」
「例えばだよー！知念くんのセンスは疑ってないもん。」
知「うちに来ません？」
「……はっ！？」
知「せっかくなんで、２人で一緒に最初の1杯飲みましょう。」
「うっ、うん。そうだね！あーびっくりした。」
知「びっくり？………やだなー何考えてるんですか。」
意地悪な笑みを浮かべる知念くん。
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hagu_23(プロフ) - 初めまして！去年の冬にみせコドを観てからいきなり知念くん沼にハマってしまい小説を探していたところ、ここに辿り着きました。読みやすいし面白くて更新されてるとこまでスラスラ読んじゃいました。更新停止されてて凄く残念ですが、首を長くして楽しみにしてます！ (2018年3月27日 1時) (
レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
hagu_23(プロフ) - 初めまして！ (2018年3月27日 1時) (レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます！知念くんらしさを出しつつキュンキュンしていただけるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - 涼李。さん» ありがとうございます！好きといってもらえてすごく嬉しいです！皆らしさが出るよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします♪ (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
miyu - 凄くきゅんきゅんします！！！知念くん大好きなので毎日楽しみに待ってます(*´ω`*)頑張ってください！！！ (2017年1月13日 23時) (レス) id: 070a54082b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yurinchi | 作成日時：2016年12月29日 6時
