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有「えっ?何?なんだよ?なんで2人で俺見てんの⁈」
「いや、有岡先生が朝からうるさいねって話」
有「おい失礼な!元気がありあまってんだ俺は!」
_おはようございますっ!…よかった間に合った…。
大ちゃん同様息を切らして慌ててかけ込んできた涼介くん。
知「遅かったね。」
山「知念が起こしてくんないからだろー。あーマジ遅刻するかと思った…。」
有「おっ俺より遅いやつがいたとは!」
山「…明日からはもっと早くきます。」
それから程なくして始まった会議。
入学式まで残り2週間を切った。
やらなきゃいけない事が山ほどあるので校長先生の話もサラっと簡潔に終わる。
とりあえず今から各クラスの振り分けと名簿の作成をしなくてはいけない。
2年生は全部で7クラス。
AからDまでが普通科でEからGまでは専門科。
普通科と専門科では授業内容が違うためクラス替えは普通科は普通科で、専門科は専門科で行う。
私は普通科なので普通科の先生達と集まり話し合う。
このクラス替えってのが結構やっかいで。
成績や素行などを配慮しながら振り分けるけど、個々の性格やグループなども把握しながら考えなければならない。
あーじゃないこーじゃないと2時間以上話し合ってやっとまとまった。
2年C組と書かれたプリントに並ぶ生徒達の名前。
去年私のクラスだった子が何人か。
他の子達もクラスは違うけど授業で教えていたから皆知っているんだけどね。
皆の顔を思い浮かべながら、
どんなクラスなるかワクワクした。
「さぁ知念先生!これからクラスの名簿作って、全員の書類まとめて、あっあと教室にもいかなきゃ!がんばるよー!」
知「はい。」
「あっでもその前に1回休憩ね。ちょっと疲れちゃった。給湯室いこー。」
知念くんとともに給湯室に入る。
「あっ給湯室も説明しとくねー。ここに自分のコップ持ってきて置いとくの。知念先生今日はないからお客様用でいっか。」
知「僕、買いにいかないと。」
「うちに無いの?」
「引越して来る時必要最低限のものしか持ってきてないんです。ごちゃごちゃしてるのあんまり好きじゃなくて。コップ類も家で使う分しか用意してないので。」
確かに知念くんの部屋ほとんどものが置いてなかった気がする。
「本当尊敬しちゃう。私無駄なものだらけだよ。」
捨てられない性格なんだよね私。
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hagu_23(プロフ) - 初めまして!去年の冬にみせコドを観てからいきなり知念くん沼にハマってしまい小説を探していたところ、ここに辿り着きました。読みやすいし面白くて更新されてるとこまでスラスラ読んじゃいました。更新停止されてて凄く残念ですが、首を長くして楽しみにしてます! (2018年3月27日 1時) (レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
hagu_23(プロフ) - 初めまして! (2018年3月27日 1時) (レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます!知念くんらしさを出しつつキュンキュンしていただけるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - 涼李。さん» ありがとうございます!好きといってもらえてすごく嬉しいです!皆らしさが出るよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします♪ (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
miyu - 凄くきゅんきゅんします!!!知念くん大好きなので毎日楽しみに待ってます(*´ω`*)頑張ってください!!! (2017年1月13日 23時) (レス) id: 070a54082b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurinchi | 作成日時:2016年12月29日 6時