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「うん、もちろんいいよ。」
カバンから携帯を取り出して涼介くんとお互いの番号を交換する。
「知念くんもよかったら教えてくれる?」
知「はい。」
知念くんもポケットから携帯を取り出し番号の表示された画面を差し出す。
山「A先生LINEしてます?」
「うん、してるよ。」
2人分の番号を登録して開いたLINEには新しい友達に2の数字。
「あっ知念くんもLINEしてるんだね!」
犬の写真のアイコンの涼介くんと
初期のアイコンのままの知念くん。
知「はい、一応。あんまり使わないですけど。」
山「俺がLINEしても電話かけてくるよね知念。」
知「打つより電話した方が早いじゃん。」
うん、確かに。
「デザートも食べたしそろそろ行こっか。明日から忙しいよー!」
山「えーマジっすか…。でも今日美味しいもの食べたから頑張れそうです!」
「そうだね。あっ!ちょっとお手洗いいってくるね。」
2人を残し部屋を出た私はトイレではなく奥さんの所へ。
「奥さん、ご馳走さまでした!お会計お願いします。」
__はいはーい。で、Aちゃん。どっちが本命?
ニヤリと笑いながら私の肩を叩く奥さん。
「いやいや、だからそうゆうんじゃないってば。」
__2人とも超イケメンだしどっちでもお似合いだと思うけどなぁー。
「私にはもったいないよ。あっお父さんは?」
お金を払い終え、料理を作ってくれたお父さんを探す。
__今呼ぶわね。お父さーん!
奥さんが厨房へと声を掛けると厨房ののれんから顔を出す店主のお父さん。
「あっお父さんご馳走さまでした!今日もすっごく美味しかったよ!一緒に来た子達も喜んでた!」
「おぅ。また来い。」
お父さんは無愛想だけど実はすごいあったかい人。
私はこのお店が本当に大好き。
部屋に戻り2人に声をかける。
「ごめんねお待たせ。」
山「はい、じゃあ行きましょう」
3人で部屋から出て入り口でたっている奥さんに
「じゃあまたくるね!」
と一礼して店を出る。
山「A先生っ…お会計は?」
「さっきしたよー。あっ今日は私がご馳走するからね。場所勝手に決めちゃったし。」
知「ダメですよ。昨日もご馳走になりました。それに頼んだのは僕です。」
「私の行きつけなんだから顔を立てると思って!ねっ?」
そう言うと2人は渋々ながら頷く。
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hagu_23(プロフ) - 初めまして!去年の冬にみせコドを観てからいきなり知念くん沼にハマってしまい小説を探していたところ、ここに辿り着きました。読みやすいし面白くて更新されてるとこまでスラスラ読んじゃいました。更新停止されてて凄く残念ですが、首を長くして楽しみにしてます! (2018年3月27日 1時) (レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
hagu_23(プロフ) - 初めまして! (2018年3月27日 1時) (レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます!知念くんらしさを出しつつキュンキュンしていただけるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - 涼李。さん» ありがとうございます!好きといってもらえてすごく嬉しいです!皆らしさが出るよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします♪ (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
miyu - 凄くきゅんきゅんします!!!知念くん大好きなので毎日楽しみに待ってます(*´ω`*)頑張ってください!!! (2017年1月13日 23時) (レス) id: 070a54082b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurinchi | 作成日時:2016年12月29日 6時