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「だね。えーっとよろしく？って事で」
何がよろしくなんだろう。
自分でもよくわからない。
__ピンポーンッ
突如鳴り響いた来訪者を告げる音。
「お客さ……
__知念、入るよー！
チャイムが鳴ると同時に聞こえた玄関の開く音と聞き覚えのある声。
「りょ、涼介くん！？」
何故か慌てる私とは対照的に微動だにしない知念くん。
ガチャリとリビングへの扉が開いて姿を現した涼介くん。
山「ちねーん、メシ………えっ！！」
お互いを見たまま固まる私と涼介くん。
山「えー…ち、知念。何この状況？！ちょっとまって、俺今すげーパニクってる。何？どうゆうことよ？！」
知「涼介うるさい。」
相変わらず顔色ひとつ変えない知念くんはさすがというかなんというか。
「あ、あの、涼介くんっ。これはその…！」
知「マンションが同じだったの。だからこの辺の事教えてもらってただけ。」
私の言葉を遮る知念くん。
昨日の私の失態は秘密にしようとしてくれてるみたい。
山「へ！？同じマンションなの！？すげー偶然じゃん！え？でもA先生、昨日と同じ服……」
知「だからうるさいよ涼介。」
「あー…こ、これね！私昨日酔ってそのまま寝ちゃって！ちょっと知念くんに用事あったんだけどめんどくさくてそのまま来ちゃった！ダメだよねー本当女捨ててるよねー私！はははは！」
せっかく知念くんが隠そうとしてくれたのに私のおかしな説明のせいでこれじゃあ余計に怪しい。
いい大人が着替えもせずに仕事場の後輩にちょっと用事って一体何なんだろう。
知「とにかく。涼介が想像してるような事は何もないから。これ以上何か言ったら今ここで涼介の秘密を…」
山「わわわわわかった！！何も聞かない！！」
知念くんの脅しとも取れる発言に慌てふためく涼介くん。
とりあえずこれ以上追求されずに済んだ事にほっと胸を撫で下ろした。
知「で？何？何か用事？」
山「あっ！そう！メシ誘いにきたの！どうせ家でダラダラしてると思って！」
知「ダラダラは余計だよ。別にいいけど、夕方でいい？」
山「いいよ。それまで俺もここでゲームやってるから。」
「じゃ、じゃあ、私はそろそろ失礼しようかな。」
涼介くんの手前、長居するのもおかしいので帰ろうと声をかける。
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hagu_23(プロフ) - 初めまして！去年の冬にみせコドを観てからいきなり知念くん沼にハマってしまい小説を探していたところ、ここに辿り着きました。読みやすいし面白くて更新されてるとこまでスラスラ読んじゃいました。更新停止されてて凄く残念ですが、首を長くして楽しみにしてます！ (2018年3月27日 1時) (
レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
hagu_23(プロフ) - 初めまして！ (2018年3月27日 1時) (レス) id: 40a73d0b56 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます！知念くんらしさを出しつつキュンキュンしていただけるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
yurinchi.(プロフ) - 涼李。さん» ありがとうございます！好きといってもらえてすごく嬉しいです！皆らしさが出るよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします♪ (2017年1月14日 11時) (レス) id: d450a284c4 (このIDを非表示/違反報告)
miyu - 凄くきゅんきゅんします！！！知念くん大好きなので毎日楽しみに待ってます(*´ω`*)頑張ってください！！！ (2017年1月13日 23時) (レス) id: 070a54082b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yurinchi | 作成日時：2016年12月29日 6時
