74 ページ31
A side
目が覚めたら体はもうほとんど熱くなかった、多分薬が効いたんだと思う。
隣を見たら座りながらうとうとしてる仙蔵がいた。
近くには三本枝のかみそり狐の本が置いてあった
A『この話、おばあさんも若い女も住職も狐だったんだけど、赤ちゃんだけは狐かどうか結局書かれてないんだよね。つまりあの赤ちゃんはもしかしたら狐がどっかから攫ってきた本物の人間の赤ちゃんかもしれないし、そう考えると彦兵衛はただの人殺し…ってなるんだよなぁ……この話の1番の被害書は狐か人間かわからないあの赤ちゃんだな……』ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
立花「何をﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言ってるんだ…？」
A『え、あーこの話に出てくる赤ん坊は狐なのか人間なのか、どちらにせよ1番の被害書は赤ん坊だなって思ってて、、、てかおはよう』
立花「あぁ、おはよう。確かにあの赤ん坊が1番可哀想かもな。それに狐たちはただ彦兵衛を騙して髪を丸坊主にしただけで、彦兵衛は一つの命を奪ったからな、あれが人間なら人殺し、狐なら畜生残害とかになるんだろうな…」
A『そう、つまりこの話で本当に怖いのは
・人殺しもしくは畜生残害をした彦兵衛
・騙した狐
・話を聞いて赤ん坊も狐だったと言わなかった村人
なのか、どれであれ怖いよな〜』
ｽｯ
あの本の考察を話してたらいきなり襖が開いた
善法寺「Aが熱出したって聞いたから実習終わってすぐに来たのになに物騒な話してるの？」
A『え、あ、実習お疲れ様、いやあれだよ、三本枝のかみそり狐の考察。』
立花「熱を出したAが本を読み聞かせて欲しいって言って、リクエストした本がこれだったんだ」
食満「うわ、これトラウマになった本だ…よく聞こうと思ったな」
A『いや、正直なんでも良かったんだけど、多分その時の俺は頭がおかしかったんだと思う』
立花「あぁ、今日の午前中は朝から寝るまでずっと頭おかしかったぞ」
え？そんなにですか？？？
はにゃー？
_________________________________________________
三本枝のかみそり狐の考察は駄作者の勝手すぎる考えです。
どっかで検索したら赤ん坊も狐って書かれてたんですけど、本のどこにもないじゃないですか？ならこー考えてもいいかな的な
本当何言ってんだろ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 177人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴菜。(プロフ) - ゆりなさん» 家帰ったら更新するよ！！！！ありがとね🥺 (2021年11月7日 18時) (
レス) id: b07f816e65 (このIDを非表示/違反報告)
鈴菜。(プロフ) - しゅるさん» ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!頑張ってください！！！！！！！！ (2021年11月7日 18時) (レス) id: b07f816e65 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりな - 鈴菜。氏！頑張って🥺🥺🥺 (2021年11月7日 18時) (レス) id: 9e08529b8e (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - おめでとうございます🎉うう…私も、来年頑張らくちゃ🥺 (2021年11月5日 21時) (レス) @page47 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
鈴菜。(プロフ) - しゅるさん» 受けの予定ではある。うん。〇Ｌ、にする予定だけどフラグ建てるので精一杯だったりする← (2021年11月5日 20時) (レス) id: b07f816e65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鈴菜。 | 作成日時：2021年8月24日 22時
