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宙Side
動くなって言われました!
と言って、頑なに折れない真咲。
光黄「大丈夫、大丈夫。健水が浦正くんに連絡とってくれたし、万が一何かあったら、俺たちには浦正くん以外にもバックアップしてくれる先輩がいっぱいいるから。」
そーゆー問題じゃないんです!!
て言って、ずっとプリプリ拗ねてる真咲。
ちょっと、僕よりも年上だけど可愛いとか思っちゃう。
だけど、そうやって真咲の相手をしているのも僕だけ。
健水くんたちは、先に準備あるから真咲を連れて後で来いって半分受け流すみたいに地下の練習場に降りて行った。
僕も、早く準備しに行かないといけないのになぁ。
ということで、半ば強引に真咲を引っ張って地下の練習場へ。
地下では、健水くんがあの扉を開いたところだった。
爆弾犯ということは、必然的にあの扉は開くし、僕らもあれを持たなければならない。
僕は、元々そう言うのを持つ部署にいたけど…
真咲はきっと初めてだよね。
実際に、武器庫が開かれるのを見るのなんて。
この中身を見るのも、僕だって4カ月ぶりぐらいだし。
真咲「えっ?ちょっ……宙?これは?」
驚くのも無理はないよね。
武器庫を開けたことのない人間が、この中身を見て驚かないほうがビックリだもん。
健水くんが開けた武器庫の中には、警察署では絶対に見かけないであろうマシンガンや拳銃が五萬とあるんだから。
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