53.二度目の救済 ページ6
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前方にはタイラント、後ろからはゾンビ達。
レオンが苛ついたように「いい加減にしてくれ」と言葉をもらしていた。
ほんとマジでいい加減にして…。今度こそ死ぬかもしれない。
あのタイラントに銃は効かない。後ろの無数のゾンビ達を一気に相手してる余裕もない。
これは過去1ピンチなのでは！？
「A、目を閉じろ！」
「へ！？は、はい！」
なんで！？と聞く余裕もないのでとにかく言われた通り目をぎゅっと閉じた。
レオンが何かを投げる音が聞こえる。
その瞬間、腕を掴まれ思いっきり走らされた。
目を開けると眩しい光が辺りを包んでいて、目の前のタイラントやゾンビ達が怯んでいた。
「今の何！？」
「閃光手榴弾だ」
「せ、せんこうしゅりゅ…」
よく分かんないけどグッジョブ…！
その後も無数のゾンビ達が襲いかかってくるものの、相手にしてたらタイラントに追いつかれて危険なので、なんとか躱して逃げ切る。
留置所から出て駐車場へ出る事が出来てホッとする間もなく、壁を突き破ってタイラントが現れた。
目の前にいたレオンが、タイラントに首を掴まれ持ち上げられる。
「うっ…ぐっ…！」
「レオン…！！」
私が持ってるのはハンドガン。
こんなんじゃレオンを助けられない。
考えなしに助けようと飛び出せば、真っ先に殺される。
だからって何もせず見てるだけなんて出来ない。
震える足で一歩前に出たその時。
私達の後ろにある車のライトがついた。そして物凄いスピードでこちらへ向かってくる。
私は慌ててぶつからないよう避けた。
その車は勢いよくタイラントへぶつかり、その巨体が壁にめり込む。
おかげでレオンは解放され、咳き込みながら地面に横たわっていた。
「レオン！大丈夫！？」
「ああ…君は…？」
「わ、私はなんとも…。それより、今の…」
私達を助けてくれた車を見上げる。
中から降りてきたのは、エイダさんだった。
「エイダ」
「いい加減にして。これであなた達を2度救ったわ」
「まさか数えてたとはな」
「これはゲームじゃないのよ」
「エイダさん、ごめんなさい…」
「…こんな頼りない人の傍にいて、彼女が可哀想になってくるわ」
なんだか申し訳ない気持ちになる。
でも、レオンは頼りなくなんかない。そう口にしようとしたが、またタイラントが動き出した。
「おい、マジか」
「死なない奴ばかりね」
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里胡(プロフ) - ヤバ〜！！とうとうシリーズ３....めちゃ楽しみですっ✨ (5月8日 0時) (
レス) @page48 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - しののめさん» わー！数ある作品の中からこちらを見つけてくださり嬉しいです…！それに一気に見てくださって…（ ; ; ）ありがとうございます！また近々更新しますので、楽しみに待っていてください(*ˊ˘ˋ*) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - 里胡さん» 神作…！ありがとうございます（ ; ; ）わくわくしてもらえて嬉しいです♪励みになります！また近々更新しますので楽しみに待っていてください(* 'ᵕ' ) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
しののめ - バイオハザードをプレイするようになってこの作品にたどり着いたのですが、ここまで一気に見てしまいました🤭無理せず、更新して頂けると嬉しいです！応援しています😳 (4月3日 9時) (レス) id: 47229d96fd (このIDを非表示/違反報告)
里胡(プロフ) - 相変わらずの神作です✨更新された度にわくわくしながら見ています！無理をしない程度にこれからも頑張っていただきたいです☺️次回も楽しみにしてます！！ (3月21日 22時) (レス) @page40 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2023年7月18日 22時
