76.電力回復 ページ29
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私達はエイダさんを助けに行くべく、足早に開いた扉の先を進んでいく。
薄暗く赤いライトで道が照らされていて今までよりも一層不気味さが増しているように思える。
いかにもこれから何か出てきそうなそんな気配さえ感じた。
「…ここは？」
「主電源室だ。あれは配電盤か」
４つのスイッチがそこにはあった。
これは押していいやつなのか…と思っているそばからレオンがぽちぽちと配電盤をいじり始めていた。躊躇しないな…。
するとピーと音が鳴り、赤いライトが緑へと変わった。
びっくりして思わずレオンの腕をガシッと掴む。
「電力が復旧したんだ」
「え！あ、そういうこと？」
電力が戻ったのはいい事、だよね！？
道中にあった、ケーブルカー。あれも動くようになったって事だろうか。
そうしてまた先を急ごうと言うレオンに頷き彼の後に続いたその時だった。
何かが天井を突き破って襲って来たのだ。
間一髪、しゃがんで避ける事が出来たけど今のは一体何なのか。
「なんかやばい化け物いない！？それに燃えてる！！」
「火から離れるんだ！」
今の衝撃で主電源室の機械が破壊されたのか、そこから火が出て瞬く間に炎が上がる。
パニックになっている間にまた天井から何かが突き破って来た。あれは、何か化け物の手だ。
私達に狙いを定めて攻撃をしてくるそれにゾッとする。
「今度はどこから出てくんのさ！」
「A、身を低くして攻撃を避けろ…！」
「ひぃぃ…っ」
いっそうつ伏せになるかと悩んだけどそれではいざという時に逃げ遅れる。
勢いよくしゃがみ込んで頭を守るように腕で覆った。
さっきは咄嗟に避けられたけどあれはまぐれだ。
そう何度もひょいひょい避けられるほど私の反射神経はよろしくない。
「レオン！火が広がってきてる！」
相手はなかなか姿を見せない。
抵抗出来ないまま。そして徐々に広がってくる炎。
このままじゃ私達は火炙りだ。
すると、ドン、ドンと扉を激しく叩く音が聞こえて来たと同時、その扉が破壊され突き破られた。
「レレレレオン！！何あれ、何あれ！！」
「答えてる余裕なんか無さそうだ…」
扉から現れたのは、おそらくさっき天井をぶっすぶっす刺して来た化け物。
下水道で見たG成体と似ていた。あれよりも更にやばそうに見える。
もうG成体2って言おう。
…どうするんだあんな凶暴な化け物。
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里胡(プロフ) - ヤバ〜！！とうとうシリーズ３....めちゃ楽しみですっ✨ (5月8日 0時) (
レス) @page48 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - しののめさん» わー！数ある作品の中からこちらを見つけてくださり嬉しいです…！それに一気に見てくださって…（ ; ; ）ありがとうございます！また近々更新しますので、楽しみに待っていてください(*ˊ˘ˋ*) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - 里胡さん» 神作…！ありがとうございます（ ; ; ）わくわくしてもらえて嬉しいです♪励みになります！また近々更新しますので楽しみに待っていてください(* 'ᵕ' ) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
しののめ - バイオハザードをプレイするようになってこの作品にたどり着いたのですが、ここまで一気に見てしまいました🤭無理せず、更新して頂けると嬉しいです！応援しています😳 (4月3日 9時) (レス) id: 47229d96fd (このIDを非表示/違反報告)
里胡(プロフ) - 相変わらずの神作です✨更新された度にわくわくしながら見ています！無理をしない程度にこれからも頑張っていただきたいです☺️次回も楽しみにしてます！！ (3月21日 22時) (レス) @page40 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2023年7月18日 22時
