98.断固反対 ページ10
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「え、そ、それってバアちゃんに言われたのか…？」
「うん、綱手様に。三代目火影様が亡くなって、綱手様なりに気遣ってくれたみたい」
「だからって、なんで火影邸に」
理由はナルトの弱点である私が仮に何者かに狙われた場合を考えてのことだから……なんて、そんなことナルトに言えるわけがない！！
そんなこと言ったら自分のせいだって落ち込むしこんなまだ幼い子に罪悪感を負わせたくない。心配をかけるのも嫌だし。
本当の理由は言えないから、なんかそれっぽい理由を言っておこう。どうせ断った提案だし。
「三代目火影様が心配して遺言に私のことを書いてたみたいなの。なんだっけ？木ノ葉崩し…？があったでしょ。そんな事件もあったわけだし、ほら…私は三代目と親戚関係にあるから、今後のこと色々気にしてくれてるんだよ綱手様は」
まぁ間違っちゃいない理由だな！
言いにくい部分を省いただけだし。
そう言うとナルトは俯きながら「嫌だ」と口にした。
「火影邸に移るなんてそんなの嫌だ。Aと離れんの、嫌だってばよ」
「えっ！あ、もちろん断ったよ！？火影邸に住むのはさすがにちょっと、ね。でも仮にそうなったとしても、別に会えなくなるわけじゃないのに〜！全然会えるのに〜！」
と言ってますが、ナルトとの時間が減ることに変わりはない！だから私は断ったわけで！
ただちょっと拗ねてるナルトが可愛くてちょこっと意地悪しちゃう。
「それでも嫌なもんは嫌だ」
「お、おおう」
顔を上げて、ジッと私を見上げながら言うナルト。ナルトも私と一緒にいる時間は少しでも長い方がいい。そう言いたいんだね！
まぁ全然火影邸に移り住むという選択はないんだけどね！
「なんかあっても、オレがAを守るし問題ねーってばよ。オレってば、どんどん強くなってってるし。…だから！とにかく、バアちゃんとこに移るのは嫌だ！」
最後は声を張り上げてきっぱりと言うナルト。
嫌だ嫌だと言うその姿が可愛くて仕方なかった。
思わず「可愛い……」と盛れてしまった言葉はバッチリ聞かれていて、ナルトはムッとした表情になる。
「また可愛いって…オレってば、もうそんな子供じゃねえ！」
「うんうん、そうだね」
そんな事を言っちゃう時点で子供なのだよナルト君。
だけど可愛いから何でもおっけー。
いつもならそんな私の返しにも、なんだよなんだよって可愛くプンプンするのに今日のナルトは違った。
眉間に皺を寄せて、黙りこんでしまったのだ。
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花 - 続き楽しみにしてます！ナルトと夢主ちゃん最高です！これからも頑張ってください！！ (2022年12月27日 17時) (
レス) @page47 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 貴方様のTwitter教えてください！！！(もう最高なんですよ語彙力！) (2022年12月26日 15時) (レス) @page47 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» 応援ありがとうございます！更新が遅くなりましたが、また数話upしたので楽しんでいただければと思います(*^^*)♪ (2022年9月4日 22時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく(プロフ) - 続きが見れて凄く嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2022年6月19日 16時) (レス) @page38 id: 317a37bf32 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» ありがとうございます！更新遅くなって申し訳ないです（ ; ; ）お話upしましたので、よろしくお願いします♪ (2022年6月18日 16時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2021年4月11日 20時
