126.みんなの心配 ページ40
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「全くアンタって子は…！！」
「！？」
火影邸から出て私の勤務地である甘味屋に足を運ぶと、私を目にした途端チエコさんが勢いよく抱きついてきた。
びっくりして何も言えずにいる私をよそにチエコさんは抱きついていた体を少し離すとその目を潤ませながらじっと見つめてきた。
「怪我してるじゃない…」
「あ、全然これはたいしたことじゃないので、」
「たいしたことだよ！全く！」
なんだかまるで親に怒られてるような気分になり、思わず肩を縮こまらせる。
拐われた際に殴られた頭の包帯などを見ちゃえばそりゃたいしたことないと言われても信じられないよね…。でもほんと、意外と平気なんだよなぁ。私って石頭だったり？
なんて呑気なことを考えているとお店にいた常連のお客さん達がワッと周りに集まってきた。
「俺らもほんとに心配したんだぜAちゃん」
「そうそう、誘拐されたって聞いたよ」
「一体誰がそんなこと…」
「あの偉大な三代目火影様のご親戚にあたる子にそんな馬鹿なことをする輩がいるなんてな」
みんなが口々に心配の声をあげる中、私はアタフタしながらも落ち着くよう言葉をかける。
みんなの口ぶりからして、誰が私を拐ったのかとかまでは何も知らないみたいだから、ホッとした。
「皆さん、ご心配おかけしてすみません…。私はこの通り！ピンピンしてるので！！今日からまた頑張るのでよろしくお願いします！」
休んでた分、しっかり働かないとだしね！
と、意気込んでると何故かみんな目を丸くしている。小首を傾げていると、ガシッとチエコさんに勢いよく肩を掴まれた。
「そんな包帯グルグル巻いてるアンタを働かせるとでも？私はそこまで鬼じゃないよ！」
「え？いやでもほんとたいした怪我じゃ…」
「とにかく、1週間は休みなさい。有休使ってしっかり休む！」
「ええ！？」
「Aちゃん、チエコさんの言う通りにした方がいい。それに、俺らもAちゃんはもう少し休んだ方がいいと思うよ。心の傷もあるだろうし」
「え、ええー…萩野さんまでそんなこと言う…」
うんうん、と頷きながら同調する萩野さん。
私はこれ以上は何も言えなかったのであった。
心の傷というのは大袈裟な気がするけど…？
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花 - 続き楽しみにしてます！ナルトと夢主ちゃん最高です！これからも頑張ってください！！ (2022年12月27日 17時) (
レス) @page47 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 貴方様のTwitter教えてください！！！(もう最高なんですよ語彙力！) (2022年12月26日 15時) (レス) @page47 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» 応援ありがとうございます！更新が遅くなりましたが、また数話upしたので楽しんでいただければと思います(*^^*)♪ (2022年9月4日 22時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく(プロフ) - 続きが見れて凄く嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2022年6月19日 16時) (レス) @page38 id: 317a37bf32 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» ありがとうございます！更新遅くなって申し訳ないです（ ; ; ）お話upしましたので、よろしくお願いします♪ (2022年6月18日 16時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2021年4月11日 20時
