123.無事の報告 ページ37
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その次の日、私は仕事に出向く前に綱手様の所へ向かっていた。
家を出る途中までナルトがやけに心配してたけどまぁ無理もない。
大丈夫だと頭を撫でれば、少しは安心してくれたみたいだけど。
火影邸へ行って、綱手様に直接お礼を言いたいし無事である姿も見てもらわなくちゃだしね！
「A！」
「あ、綱手様…あの、色々迷惑かけてしまって、」
「なんともないか！？」
「わわっ、」
「いや、なんともないわけがないか」
火影邸に到着し、綱手様の執務室に通され中に入るなり綱手様がのこちらへ駆け寄り私の肩を掴む。その様子から、やっぱり酷く心配をかけてしまったんだと改めて実感して申し訳なくなる。
謝れば、「何故お前が謝る」なんてそんなことを言われてしまった。迷惑をかけた、などとは思うなって。そう言葉をかけられ、目頭が熱くなるのを感じる。
ぐす、と鼻をすすれば綱手様は眉を下げて困ったように笑うと、私をソファに座るよう促してくれた。
「具合はもう平気なのか？」
「…はい。怪我もそれほどたいしたことではないですし」
「今回の件は、完全に油断していた私の失態だ。すまない」
「えっ、そんな、綱手様のせいじゃないです！」
悔しげに言葉をもらす綱手様に慌てて首を横に振る。
これはナルトのせいでも、綱手様のせいでもないのに。
「いずれこうなる事は予想していたのに、まさかこんなにもはやく行動を起こす馬鹿がいるとは思わなかった。はやくから警戒していかなかった私にも責任がある」
「……いえ、綱手様はちゃんと私に忠告してくれてたじゃないですか。それに、私の安全を考えて火影邸へ移り住むことも提案してくれました。それを断った私の自己責任ともいいますか…だから謝らないでほしいです。誰のせいでもないし誰かのせいにしたくないんです」
「だがこの問題は、…いや、そうだな。これ以上はやめておこう」
自来也さんも綱手様も、じゅうぶんに私の身を心配して色々なことを言ってくれていた。
こんな私なんかのために、火影邸に移り住む提案だって。そんな風に私を思ってくれてるだけでもありがたいことなんだから。
「だが、もうこのような事が起こらないよう手は打つ。だから安心してくれ」
私は咄嗟に、平気だと言おうとした言葉を飲み込んだ。
自分の置かれてる立場を思い返したから。
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花 - 続き楽しみにしてます！ナルトと夢主ちゃん最高です！これからも頑張ってください！！ (2022年12月27日 17時) (
レス) @page47 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 貴方様のTwitter教えてください！！！(もう最高なんですよ語彙力！) (2022年12月26日 15時) (レス) @page47 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» 応援ありがとうございます！更新が遅くなりましたが、また数話upしたので楽しんでいただければと思います(*^^*)♪ (2022年9月4日 22時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく(プロフ) - 続きが見れて凄く嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2022年6月19日 16時) (レス) @page38 id: 317a37bf32 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» ありがとうございます！更新遅くなって申し訳ないです（ ; ; ）お話upしましたので、よろしくお願いします♪ (2022年6月18日 16時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2021年4月11日 20時
