122.口説き文句 ページ36
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一瞬、焦った。
綱手様がナルトにあの話をしたことにも焦ったけど、それよりも。
それよりも、ナルトに「もう一緒にいない方がいい」なんて事を言われるんじゃないかって、そう思ってしまって。
けれど返ってきた言葉はそれとは真逆のもので、安心したのは言うまでもない。
「Aからしたらオレなんてただのガキにしか見えねーのは…分かった。それはもう、仕方ねーし。今はまだ子供でもなんでもいいってばよ」
「ナルト…」
「けど！Aをオレのお嫁さんにするっつー夢は変わんねぇからな！！いつか、絶対！惚れさせてみせるってばよ！今よりもっと強くなって、そんでもってAをオレに惚れさせる！だから覚悟しろ」
ビシィッ！と私を指差して言うナルトに目を見開いた。
自信満々に強気でそう宣言してみせるナルト。
絶対惚れさせる、なんて…とんでもない口説き文句だ。なんて恐ろしい！
…だけど、本当にそんな日が来たらいいな。
なんて、そんなことを一瞬でも思ってしまった。
もし本当にそんな日が来たら、どうなるのかなって。
「な、なんか言えってばよ」
「えっ！あ、ご、ごめん！いやぁナルト相変わらず可愛いなぁって」
は！また可愛いと言ってしまった！
咄嗟に両手で口を覆うが時すでに遅し。けれどナルトは怒ってはいなさそうで「ぐぬぬっ」と言葉をもらしながらも、あの時みたいに怒ったりはしなかった。
「そのうち、可愛いじゃなくてかっこいいって言わせてやる…」
「助けに来てくれた時のナルトはめちゃくちゃかっこよかったよ！」
「え、ほ、ほんと？」
単純な子だなぁ、うんうん可愛い可愛い。
すぐさま頬を緩ませるナルトにほっこりする。あの時のナルトはかっこよかった。本当だ。
だって、ヒーローみたいだったもん。私の知らない彼の一面を見れたみたいで何だか嬉しくもあったし。
「…ナルトがあの時1番に来てくれて本当に嬉しかったよ。ありがとうね」
改めて、お礼を伝えればナルトは「へへっ」と照れくさそうに頬をかいて笑った。
「よし、じゃあご飯にしよう！ナルトのオムライス、いざ実食！お腹すいた〜！」
「結構うまく出来たんだってばよ！」
「ほうほう、それは尚更楽しみだ」
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花 - 続き楽しみにしてます！ナルトと夢主ちゃん最高です！これからも頑張ってください！！ (2022年12月27日 17時) (
レス) @page47 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 貴方様のTwitter教えてください！！！(もう最高なんですよ語彙力！) (2022年12月26日 15時) (レス) @page47 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» 応援ありがとうございます！更新が遅くなりましたが、また数話upしたので楽しんでいただければと思います(*^^*)♪ (2022年9月4日 22時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく(プロフ) - 続きが見れて凄く嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2022年6月19日 16時) (レス) @page38 id: 317a37bf32 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» ありがとうございます！更新遅くなって申し訳ないです（ ; ; ）お話upしましたので、よろしくお願いします♪ (2022年6月18日 16時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2021年4月11日 20時
