91.提案 ページ3
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「しかし、どう見ても普通の娘だな…。異世界とやらから来たと聞いたから、てっきり一風変わった姿でもした奴かと思ったが。なぁ？シズネ」
「ええ、本当に。普通の子と変わりありませんね」
そんな普通普通と連呼されると物凄く複雑なんですけど。すみませんね普通で！
というか…今…、何て言ったの？
この人達は私が異世界から来た人間だってことを知ってる？
まじまじと私の顔を見つめる綱手様に私は思わず眉を寄せる。
「そう警戒しないで。別にあなたのことを悪いようにするためにここへ呼んだわけじゃないの」
無意識に警戒の色を見せていた私に気がついたシズネさんが優しくそう言う。
私が異世界から来たということは、無闇に人に話してはならないと三代目火影様から言われてたからつい警戒してしまった。
だけど綱手様もシズネさんも悪い人達じゃないってことは分かる。だったら火影に就任なんかしないもんね。
警戒の色を解くと、シズネさんはホッとしたように笑みを浮かべた。
「警戒心を持つことはいいことだ。お前は少し特殊だからな。ある程度の警戒心は持っておいて損は無い」
「あの、どうして私が異世界から来たってことを」
「お前のことは既に里の上層部から聞いている。元いた地でその命を絶え、そしてこの忍の国へ突如としてやって来たこと。その後は三代目火影の親戚という形でその身元をこの里で預かり、過ごして来たということもな」
「お、おお…全部知ってましたか」
「私は五代目となる火影だ。そういった情報は知らなくてはいけないからな」
まぁ、そうだよね。火影になるんだから、里のことは何でも知っておかないといけないもんね。
既に知ってるなら、こっちから色々説明する手間もないわけだし、変に身構えることもないか。
私を悪いようにするために呼んだんじゃないって言ってたもんね。
そもそも悪いようになんて出来るわけがない。
だって私の親戚は、偉大なる三代目火影様なんだから。
なんて、それに安心して甘えて鼻を高くするのもちょっとズルい気がするけど。
「今日はA、お前に提案があってここへ呼んだ」
「提案？」
提案？提案とは。何だろう。ナルトの事かな？私はナルトの保護者だから、何か教育の仕方とか！？
いや違うか。じゃあ何だろう、
と、顎に手をやりながら悶々と考えていると綱手様の口から予想していなかった言葉が出た。
「この火影邸へ移り住む気は、あるか」
「………なんて？」
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花 - 続き楽しみにしてます！ナルトと夢主ちゃん最高です！これからも頑張ってください！！ (2022年12月27日 17時) (
レス) @page47 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 貴方様のTwitter教えてください！！！(もう最高なんですよ語彙力！) (2022年12月26日 15時) (レス) @page47 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» 応援ありがとうございます！更新が遅くなりましたが、また数話upしたので楽しんでいただければと思います(*^^*)♪ (2022年9月4日 22時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふく(プロフ) - 続きが見れて凄く嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2022年6月19日 16時) (レス) @page38 id: 317a37bf32 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - いちごだいふくさん» ありがとうございます！更新遅くなって申し訳ないです（ ; ; ）お話upしましたので、よろしくお願いします♪ (2022年6月18日 16時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2021年4月11日 20時
