[ヒロアカ] 音の受難 [ヒプマイ]

7話 ページ8

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柔らかな日差しが部屋に入り込む
昨日、あの後急に眠くなってそのまま寝てしまったようだ

それにしてもこのベッドはこんなに狭かっただろうか
随分壁が近い気がする・・・

寂「嗚呼、Aさん起こしてしまったかな？」

上の方から声が聞こえた
どうやら、壁だと思っていたのは寂雷の胸板だったようだ
彼は私の髪を梳きにっこりと微笑んだ

目の前の壁が寂雷なら、さっきから腹部を締め付けているのは一体誰だ？
そろそろ離してもらわないとちょっと苦しい

寂「独歩君、そろそろ離してあげたほうがいいよ」

独「A・・・？起きた？」

『うん、できれば離して欲しい・・・苦しくなってきた』

独「そう、だよな・・俺なんかがAに触るなんて・・・」

しまった、独歩のネガティブスイッチが入った
こうなるとちょっと面倒だ何とかしなければ・・・

寂「独歩君、そうすぐに自分を卑下するのはやめようね」

独「はい・・Aごめん苦しかったよな・・・」

『いや、すぐに離してくれたし大丈夫だよ』

そのあと二人は朝食の手伝いをしに行くといって私の部屋を出て行った
私もベッドから出て寝巻きから制服に着替え終わったときだった

帝「Aー着替え終わったかー？」

部屋のドアをノックせずに帝統が入って来た
コイツ・・・私が着替え終わっていたから良かったものの
もしおわっていなかったら大変なことになっていたぞ

帝「Aー髪結んでやるからこっち来てー」

帝統は私の髪を結びに来てくれたみたいだ
でも流石にノックはして欲しかったな
じゃないと帝統が被害に遭う


・・・特にＭＴＣの連中に

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