６話 ページ7
あれから滝川さんのオペが始まり、同時に美樹ちゃんの腕の切断のオペも始まった
私がスタッフステーションでカルテをチェックしていると白石が入ってきた
そちらを一瞬だけ見て、私はまたカルテに目を戻した
その時白石の胸にあったＰＨＳが鳴った
その音を聞いた白石は急いでヘリポートへと向かっていったけど
どうなるのかな
まあ、きっと現場の惨状を見て固まってしまうんだろうなと思いながらカルテの記入を続けた
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カルテの記入が終わったあと、私は検査結果を西条先生に渡すために廊下を歩いていた
ふと前を見ると壁に藍沢が寄りかかっていた
藍「ねえ、なんでさっき手を挙げなかったんだ？」
と訳のわからないおかしな質問をしてきた
『君だって挙げなかったじゃないですか』
気づいたら敬語になっていた
それには気づかなかったのか彼はこう答えた
藍「お情けで乗せてもらっても意味がないからな」
『実力で乗るってこと？頑張って』
藍「君はなんで手を挙げなかったんだ？」
とさっきと同じ質問を返してきた
なるほど、答えたからお前の番って言いたいのね
『今ヘリに乗ると寝そうだから』
と答えた
『私、ここんところずっと当直とヘリ担当だったからいい加減休まないと倒れる』
そう言うと
藍「っくっくっく」
と笑い出した
藍「君最っ高だね。俺なんかよりずっとすげえよ」
そう言ったのだ
『黒田先生にも似たようなこと言われた』
藍「なあ、”真”俺たちは多分似たもの同士だと思うんだけどどう思う？」
なんてとんでもない発言をしてきた
『別になんとも。でも、君と似たもの同士なんて死んでも嫌だって思ってる』
私は歩き出した。
この会話を黒田先生が見ているとも知らずに・・・・
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水無月ノア(プロフ) - その応援を糧として頑張ります！！ (2018年8月21日 21時) (
レス) id: 1039955c67 (このIDを非表示/違反報告)
◇颯那◆(プロフ) - 水無月ノアさん» いえ､とても面白いです！これからも頑張ってください (2018年8月21日 20時) (レス) id: 467fd6b5c9 (このIDを非表示/違反報告)
水無月ノア(プロフ) - ご指摘ありがとうございます (2018年8月21日 18時) (レス) id: 1039955c67 (このIDを非表示/違反報告)
◇颯那◆(プロフ) - あの･･･指摘なのですが黒田先生は西条先生の事を先生付けで呼んでませんよ｡西条って読んでたと思います｡ (2018年8月21日 15時) (レス) id: 467fd6b5c9 (このIDを非表示/違反報告)
水無月ノア(プロフ) - すみません。このあとの展開に重要なので、名前はそのまま固定にしていました。申し訳ありません (2018年8月21日 11時) (レス) id: 1039955c67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月ノア | 作成日時：2018年8月18日 15時
