現北方防衛軍追加幹部�� ページ19
彼の姿だけが消えてから我々は5回目の夏を迎えたが、あの日からAを見たものは誰一人としていないのである
唯一何かの写真の際に端っこに写っていた顔の判別もつかぬ写真をポスターとして貼ってみても当然のように変化はない
しかし、他に変わったことは多々あった
軍自体も大きなものになる過程において新しい幹部も増えていき、再建した城塞内にある食堂では今夜もその賑やかな声が響いている
kn「…これ、ちゃうな」
rb「…は！？おいコネシマぁ！俺の皿にエビをぺってすな！」
そう叫ぶ、機械工学に精通いる国からやってきたロボロ
彼は我々が情報通信用に使用しているインカムや監視カメラなどを手掛け、現在我が領地は彼独自のネットワークがひかれている
元々向こうでもトップの成績だったが、級友に嵌められて全ての成果はその人のものになってしまい「新しく物作りがしたい」という一心で親戚の故郷であるこの国まで旅をしてきたそうだ
片手間にコネシマたちがロボロに護衛術と称した訓練を行なっているようだが、これが中々に上手かったようで彼自身も戦場に立つ事に抵抗もないみたいだ
スナイプ訓練の際に発せられる大きな高笑いは大体彼の小さな体から発せられているものであるといっても過言でない
sha「エミさんいる？もっと食べる？」
em「はい！これとっても美味しいですね」
本軍から引き抜いて来た文官のエーミールはこう見えて大食漢であり、シャオロンが皿の上に乗せるご飯を綺麗な所作で吸い込んでいく
実は生粋の爆弾魔という事が判明したので武器や兵器の手入れや管理と共に、我が軍の戦略などの補助をしている有能な策士であるが嘘をつくのは苦手であるため外交官には向いていない
天気の良い日は散歩していることも多く、領地への学習支援や配給にも良く顔を出すので、子供たちからは"教授"と親しみを込めて呼ばれている
ht「ウイスキーもいっちゃう？」
os「おっええんちゃう〜？飲みたいめぅ！」
オスマンの勧誘によりこの防衛軍に入ったひとらんらんは、遠い海を挟んだ先にある島国が故郷らしい
故郷で軍学校を卒業するとともに海軍に入った先で遭難した所をたまたまオスマンが通り掛かったのだ
経緯を聞いてどうやら働き口を探している事が分かったため我が防衛軍で努めさせてみるとこれがまたなんとも強かったのである
普段のほのぼのとした彼と比べると、戦場に立つ彼はまさに【復讐鬼】と故郷で呼ばれるに相応しいのではないだろうか？
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仮想話(プロフ) - 白夜（ハクグン）さん» とても嬉しいお言葉をありがとうございます！上手とは言い難い文章ではありますがこれ程までに褒めてくださり感無量です、最後まで好きに書かせて頂きます〜！ (2020年11月14日 12時) (
レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
白夜（ハクグン）(プロフ) - 好きです（唐突）。もうほんと好きです。夢主くんもgさん他のwrさん達もほんと信頼関係…ｯ！無理せずに、無理せずに！頑張ってください！応援してます！！ (2020年11月14日 5時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2020年10月24日 10時
