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zm「ってか、結局Aはなんで女装しとったん？」
tn「あ、それは俺も気になってたんやけど」
zm「そうよな！だって今のA女物着るの凄い嫌がるやん！」
大切な貰い物だ。と言っていた服と帽子はあれ以降クローゼットで眠っている。
身につけるものもすぐ男物ばかりになって、気づけば髪も短くなっていた。
しかし髪がよく伸びやすい体質らしく、3人で撮った写真はAだけ髪の長さがバラバラだ。
何度も理髪店に行き整えるのば金銭的に厳しく何より面倒だから、という理由で今は軽いキープの魔法をかけているらしい。
魔力切れの際にその魔法が切れると一気に伸びるらしいけれど、魔術コントロールに抜かりない彼のそんな姿を見るの悪周期明けくらい。
彼の長い髪も好きだけど、Aは嫌がるだろうからと彼に直接伝えたことはない。
sha「俺らも詳しいこと知らん。でも、写真ならあるで」
tn「写真あんのかい！」
zm「えー！みんなの写真ある！？」
見たいみたい！と俺の肩に頭を擦り寄せるとツノが当たって痛いので、ポケットに入っていたス魔ホを操作しアルバムを開いて素直に渡す。受け取った彼は「写真めっちゃあるやん…」と急に真顔になっていた。
zm「髪長い時の写真は今以上に女の子にしか見えへんなぁ」
tn「金髪ロングウェーブやと…まさに��姫様��やな」
ut「Aから2人に見せる事はないやろうからな」
レアやで。とニコニコの大先生が写真を撮った時のことをあーだこーだと説明し、他2人が適当な相槌と共に画面をスクロールし続ける。
tn「こう見るとほんま、住む次元が違う気がするわ」
zm「…もっと写り悪い写真とか変顔はないんか？」
sha「んなもんないわ、大先生の変顔集はあるけど」
ut「え！？なにそれ初耳…いや消して！？」
深夜だと言うのに騒がしい
ス魔ホを触っていたゾムの手が、ピタリと止まった。
zm「あれ、この子は…誰？」
純白のワンピースに身を包んで、青い薔薇が一輪ささった帽子を被る。艶のある銀髪の長いストレートヘアを風に揺らす。
俺でも、ウツでも、Aでもないはずの特徴の女の子を指さして、ゾムは不思議そうに首を傾げる。
sha「ああ…この子、Aやで」
え？と声を合わせて椅子を軋ませた2人を横目に写真に目を戻す。少し不機嫌にこちらを恨めしそうにみる写真の中の彼女が懐かしい。
tn「ず、ずいぶん雰囲気変わるなぁ！？」
zm「Aって髪染めてんの！？」
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マジモンの名無し(プロフ) - 仮想話さん» 了解しました！ (1月24日 17時) (
レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - お立ち寄り頂きありがとうございます。全てのコメントを有り難く拝見しております。誠に勝手ではありますが、快適かつ楽しいサイト活用の為、当作品でのコメント送信は私宛のもののみに限らせて頂きたいと思います。ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - ベルナールさん» ベルナールさん、コメントありがとうございます！不定期ではありますが何年か先の完結目指して更新しますので、お付き合いくださると嬉しいです。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、続編でもコメントをいただけるなんて恐縮です！寒い季節が続きますので、温かい飲み物を飲んでゆっくり過ごしますね、ありがとうございます！ (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - 蘭欄さん» 蘭欄さん、コメントありがとうございます。趣味ながらできる範囲で研鑽に励もうと思います。ここまでお付き合い下さり本当にありがとうございました。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2024年1月16日 10時
