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sha「そっか…なら安心して人気者になるために頑張れそうやわ」
よくわからない達成感に挟まれて…なんだかすごくやな気分
やっぱ2人とも僕とは違う、特別な悪魔なんだろうな
ここにいるのもなんだか窮屈に思えてきて、さっさと公園から去ろうとした時。ぐっと肩を掴まれた。
sha「待てまて、俺が人気者になるまでは隣に居てくれるんやろ？」
ut「へ？…は！？なんのこと！？」
sha「お前ら2人ともあんな俺見ても逃げも隠れもせんし、俺の家系能力が弱体化されるってことはつまり…俺のこと好きやって思ってくれてるんやろ？」
キラキラと期待に満ちた目を向けるシャオロンを見て口角がひくつく。
なんか面倒な事態になってきたんじゃ…！
sha「よし決まり！これから俺らは【仲間】や！」
ut「どぅええ！？仲間だってぇえ！？絶対ゴメンだ…」
『お2人とも私の仲間なのですか！？』
ut「え？あ、うん、僕ら仲間やね〜…あ"」
ししし、しくじった〜！！
断るつもり満々だったのに、やけに希望に胸を躍らせるような彼女の可愛さに完敗してしまった。
どうにかして言い訳しないと。そう意気込んで彼女を見れば…今日初めて見るような、優しい瞳で僕らを見つめていた。
『仲間ってことは、私たち対等ってことですよね？』
ut「対等…？」
sha「そうやで！3人はいつもお揃いで、誰かに何かあったら、他の2人が助けに行くんや！」
『それはとっても素敵ですねっ！』
sha「そうやろそうやろっ！」
『ええ！本当に…こんな素敵なことが現実になるなんて』
「夢みたいです」なんて寂しそうで嬉しそうな顔と、言葉の意味は分からなかったけど。
僕の家系能力が決まらなかったのは…僕のこと下に見てるわけじゃなくて、対等だと強く意識してくれてたからなのか？
あんなに強いのに、なんかそんなの…トクベツみたいで照れ臭い
sha「そういやお前の名前なんていうん？」
まだ聞いてなかったなと微笑むシャオロンに、彼女はぱぁっと一気に明るい笑顔を見せて、そわそわとワンピースの裾を掴む。
まるで初めて自己紹介をするように、自分の名前を自慢するように、キラキラと目を輝かせて彼女は胸に手を当てた。
『わたしはプロ…いえ、【ツェーゲルン・A】と申しますっ！』
A、A……ツェーゲルン・A、ちゃん
彼女の名前を頭の中で何度も反芻する。彼女を見ると目の奥がチカチカ光で溢れてくる。
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マジモンの名無し(プロフ) - 仮想話さん» 了解しました！ (1月24日 17時) (
レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - お立ち寄り頂きありがとうございます。全てのコメントを有り難く拝見しております。誠に勝手ではありますが、快適かつ楽しいサイト活用の為、当作品でのコメント送信は私宛のもののみに限らせて頂きたいと思います。ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - ベルナールさん» ベルナールさん、コメントありがとうございます！不定期ではありますが何年か先の完結目指して更新しますので、お付き合いくださると嬉しいです。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、続編でもコメントをいただけるなんて恐縮です！寒い季節が続きますので、温かい飲み物を飲んでゆっくり過ごしますね、ありがとうございます！ (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - 蘭欄さん» 蘭欄さん、コメントありがとうございます。趣味ながらできる範囲で研鑽に励もうと思います。ここまでお付き合い下さり本当にありがとうございました。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2024年1月16日 10時
