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sha「お前さぁ…めっちゃカッコよかったなぁ！？」
目をキラキラさせ鼻息荒く彼女の肩を掴むシャオロンに、彼女は「へ？」と呆気に取られたように声を漏らした。
sha「あんな魔術どこで覚えたん！？」
『えっと、家の者に稽古をつけてもらって…』
sha「イエノモノ？なんか知らんけどすごそうやな！」
『い、いえ！私よりも貴方の逆転ホームランの方が爽快でした』
sha「ほんま！？っしゃぁ！！めっちゃ嬉しい！！」
ありがとう！と彼女の手を取ってぶんぶんと上下に手を振る。先程まで暗い顔をしていた彼女の顔も段々と明るくなって、はにかむように笑った。
なんやこれ、僕があいつの位置におるはずやったのに
てか、火つけたん僕やし、普段使わん魔術がんばったし
ちょっとくらい、僕の方を向いてくれても…
『最後ばっちり決まったのは、スーツのお方のおかげですね！』
sha「ほんまに！まじ最高のタイミングの《
「ナイス！！」とがっしり肩を組まれ、わしゃわしゃと乱雑に頭を撫でられる。ゴツくてガサツで対話ができない。それが男だし、カモみたいにご褒美があるわけじゃない…はずなのに
ut「ま、まぁ…それほどでも、ないけど？」
なんだよ、褒められるのってめっちゃ嬉しいじゃねぇか…！
やめろよ！と口では言いながらもにやにやをとめられない。うりうりと撫でてくる彼と、僕らを見てどこかうずうずした様子で眺めてくる彼女。
さっきまで他人だった3人なのに、どうにもしっくり合うような気がして
sha「俺さ、魔界一の人気者になるのが夢やねんなぁ」
ut「え？突然自分語り？」
sha「ええやん、丁度悩んでたところにお前らが来たんやから」
暴れてちょっとはスッキリしたけど
そう言って照れくさそうに後頭部をかくシャオロンも、先程までとはまるで別悪魔。普通に話してて楽し…いとはまだ、思ってないけど。
sha「お前らは、家系能力に不満を感じたことってある？」
『え！？貴方も家系能力に悩みがあるんですか！？』
意外なことに、真っ先に反応したのは彼女だった。
sha「え？お前もあんの？水系の家系能力、強そうやったけど…」
『水の魔術は家系的に得意なだけで、家系能力はまた別なんです』
ut「あれ家系能力ちゃうの！？無口頭魔術も使ってたよな！？」
『生まれた時から修行してますので…他にも色々特訓中です』
sha「…お前、ほんとスゲー奴なんやな」
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マジモンの名無し(プロフ) - 仮想話さん» 了解しました！ (1月24日 17時) (
レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - お立ち寄り頂きありがとうございます。全てのコメントを有り難く拝見しております。誠に勝手ではありますが、快適かつ楽しいサイト活用の為、当作品でのコメント送信は私宛のもののみに限らせて頂きたいと思います。ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - ベルナールさん» ベルナールさん、コメントありがとうございます！不定期ではありますが何年か先の完結目指して更新しますので、お付き合いくださると嬉しいです。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、続編でもコメントをいただけるなんて恐縮です！寒い季節が続きますので、温かい飲み物を飲んでゆっくり過ごしますね、ありがとうございます！ (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - 蘭欄さん» 蘭欄さん、コメントありがとうございます。趣味ながらできる範囲で研鑽に励もうと思います。ここまでお付き合い下さり本当にありがとうございました。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2024年1月16日 10時
