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sha「お前には関係ないやろ、そんな怖がっちゃってさぁ」
ut「ぇ、ぁ、こ、この！ドえっちなクソガキが！」
sha「…待って、え？なんでそうなんの？」
シラフに戻ったシャオロンに、腕を組んで嘲笑う
くくく！馬鹿なお子ちゃまめ！
このスーパー
これであの女もちょっとは僕のこと見とるやろ！
もしかしたらあの冷徹な鉄仮面も剥がれ落ちて「ウツくんだーいちゅき♡」なーんて目をハートにしたりして！
あとは僕の家系能力使えばもう完璧よ！
そんな期待を込めて彼女を振り返れば、彼女は僕たちのやり取りには一切の関心を見せることなく、じっと自分の手のひらを見つめて…舐めた。
ut「えっ！？舐め、エッッッ！？」
sha「うるさ」
「おまえほんまなんなん」と睨まれるのをお構いなしに僕の両目は彼女に釘付けになる。ぶっかけられた白い液体を自らペロペロ…いやジュースを舐めてるだけだとしても、その光景は刺激的すぎるやろうがい…！
内股気味になる僕のことなどつゆ知らず、ずっと無表情だった彼女の顔は…まるで花が咲いたかのように、ぱぁっと一気に華やいだ。
『これ…とっても甘いです！！』
いっぺんの曇りもなく輝いた目でシャオロンを見つめて大声で言い切った彼女に、僕らはぽかんと呆気に取られる。
確かに、あの無表情が崩れればとは思っていた、いたんだけど…こんな風に剥がれるなんて聞いてない！！
クール系美少女の裏の顔がこれって…ギャップ狙いすぎやろ！？
綺麗な服を着て言葉遣いも良くて所作が綺麗なよろしおす女だったのに！！
まるで初めてジュースを飲ん…いや、舐めたらしい彼女は
しかし、向かいの悪魔は、それが気に入らなかったかのように僕を押し除け彼女を睨む。
sha「なんだよ、強がらなくても俺には分かんねん！お前の腹の底がなぁ！！」
そう言って構えるものの、ヘロヘロと下がっていく尻尾
小さく龍のようだった瞳孔はみるみるうちに愛らしいまぁるい形へと戻っていく。
sha「なん、で、どういうこと？だって俺、ジュースかけたのに…？」
『こんな美味しいもの初めてです！ありがとうございます！』
あからさまに狼狽えるシャオロンを見るに、あの家系能力はどうやら好意を向けられれば、逆に弱くなってしまうのかもしれない…！
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マジモンの名無し(プロフ) - 仮想話さん» 了解しました！ (1月24日 17時) (
レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - お立ち寄り頂きありがとうございます。全てのコメントを有り難く拝見しております。誠に勝手ではありますが、快適かつ楽しいサイト活用の為、当作品でのコメント送信は私宛のもののみに限らせて頂きたいと思います。ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - ベルナールさん» ベルナールさん、コメントありがとうございます！不定期ではありますが何年か先の完結目指して更新しますので、お付き合いくださると嬉しいです。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、続編でもコメントをいただけるなんて恐縮です！寒い季節が続きますので、温かい飲み物を飲んでゆっくり過ごしますね、ありがとうございます！ (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - 蘭欄さん» 蘭欄さん、コメントありがとうございます。趣味ながらできる範囲で研鑽に励もうと思います。ここまでお付き合い下さり本当にありがとうございました。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2024年1月16日 10時
