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zm「え？え？！おっオレぇ？！？！」
sha「お、いいぞ〜ほら白状しろやぁ〜」
ターゲットがゾムに変わったとわかるや否やイキイキし出したシャオロンは、我先にとゾムの肩へ手を伸ばす
オロオロと挙動不審になるゾムは煽られていることを面倒に感じる暇もなくどう誤魔化そうか必死なように見えた
zm「そ、そういうみんなは！？はいシャオロン！」
sha「逃げんなよ…まあ、俺のことがだ〜い好きなコやな」
ut「存在せんもんを捏造すな」
すらすらと出たシャオロンの答えを聞いたゾムは「うっ」と返事を詰まらせる
どうやらシャオロンがそんなに素直に答えるとは思わなかったらしい
身代わりが上手く機能しなかったためか慌てて別の方へ向き指をさす
zm「えと、じゃあトントン！」
tn「俺はトンが1番やなぁ」
ut「それは逃げやろ、漢気ないわ〜」
sha「なんやねんお前さっきから…」
ut「根に持ってんねん、特にお前にな！！」
sha「え〜？なんのことやらわからんわ〜」
シャオロンを人差し指でつつくウツ
しらを切るシャオロンに、あくびをするトントン
ゾムはどうにか逃げられないかとオロオロとしている
それをぼけっと眺めていた僕は、ゾムとぱちっと視線が交差した
zm「じゃ、じゃあA！」
残りのメンツ的にも僕しか答える悪魔は残っていなかったから、これは自然な流れなのだろう
ゾムも揶揄われ続けて可哀想だし、僕も素直に答えるか
と、そう思ったところで首を傾げる
僕の、好きな悪魔…ってなんだ？
そう言われても生憎、僕は【恋愛】を知らない
ウツがそう指摘したのだから、間違いはないのだろう
少なくとも、今の僕は好きなタイプという答えは持ち合わせていない
zm「どしたんやA！！早よ答えんと！！」
ようやく答えに詰まる悪魔が出てきたからか、ゾムは嬉しそうに「ほら早くするんだよ！」と声を荒げる
イキイキと跳ねるゾムを横目に、僕はふと閃いた
好きなタイプのことはわからないけれど、今後好きな悪魔が現れたらどうしたらいいのか、教えてもらったばかりだと
『…好きって判断した
だから僕はウツを見ながらそう答える
僕の「好き」を判断してくれると答えてくれた彼を見て、合っているのか不安になりながら
ウツは少し目を丸くした後、満足そうに微笑んだ
ut「…うん、それでええと思うよ」
…どうやらこの考え方で、この答えで正解だったらしい
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マジモンの名無し(プロフ) - 仮想話さん» 了解しました！ (1月24日 17時) (
レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - お立ち寄り頂きありがとうございます。全てのコメントを有り難く拝見しております。誠に勝手ではありますが、快適かつ楽しいサイト活用の為、当作品でのコメント送信は私宛のもののみに限らせて頂きたいと思います。ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - ベルナールさん» ベルナールさん、コメントありがとうございます！不定期ではありますが何年か先の完結目指して更新しますので、お付き合いくださると嬉しいです。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、続編でもコメントをいただけるなんて恐縮です！寒い季節が続きますので、温かい飲み物を飲んでゆっくり過ごしますね、ありがとうございます！ (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - 蘭欄さん» 蘭欄さん、コメントありがとうございます。趣味ながらできる範囲で研鑽に励もうと思います。ここまでお付き合い下さり本当にありがとうございました。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2024年1月16日 10時
