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ふと時計を見れば普段寝る時間より1時間も進んだ先を短針は指し示していたので「1時間前くらい」と答えればまるで信じられないものを見る目で見られた
正直、少し前から船を漕ぎ始めていたのでこれでも持った方なので「ごめぇん」と覇気のない声で返す
tn「ほな目が覚める話でもします？」
『お、怪談とかってこと？』
sha.zm「「やめよかこの話」」
震えながらもお互いを抱きしめ合う2人を見て、そんな仲良くなったんだなぁ…と胸の中でぼけっと考えていると「あ、それならさあ」とウツが人差し指を立てた
ut「好きな悪魔の話でもせん？」
穏やかに微笑みながら、でも目は笑ってないような表情のウツを見て…面倒な気配を察知した
sha「好みのメシにしとこや、トントンは童帝なんやから」
tn「余計なお世話ですぅ」
『なんか修学旅行テンプレっぽいな、その会話デッキ』
sha「ほんまに、もちろん言い出しっぺから行くんよな？」
ut「ええんか？このバビルス1の色男である僕が一番手でも？」
zm「いまキメ顔必要な場所なん？」
ut「ウ"」
tn「あ、ダメージ入ったっぽい」
胸を押さえて少し苦しそうにのたまって見せた後
彼はこほん、とひとつ咳ついて悪戯っぽく微笑んだ
ut「僕の好きな悪魔はなぁ、僕の良い所悪い所も全部受け入れてくれる優しすぎる子」
そう言い終わった彼とパチリと目が合った
まるで「Aのことやで」とでも言うように
tn「なんか…普通すぎて意外やわ【ぴー】とか【ぴー】とかえげつない事言うんかと」
『おおっと、今えげつないこと言ってんのトントンやぞ、大丈夫か？』
zm「てか理想高ない？大先生悪いとこ多すぎて無理やろ？」
ut「ぞ、ゾムサン？」
sha「そもそもいい所どこにあんねん」
ut「ちょっシャオちゃん！それはライン超えてるから！」
そんな酷評入るかねってくらいボコボコにされるウツ
理想が高い、か…なんか僕が褒められてるみたいに感じちゃうのは、流石に自意識過剰、だよな
でも、ウツが言ってることはこの間の僕らの話に当てはまる
どうしたらいいかわかんないし、ちょっとくすぐったい
僕の心を知ってか知らずか、枕投げでボコボコにされた上に心まで傷を負ったウツは、珍しく鋭い視線を別の悪魔へ投げかけた
ut「そういうゾムさんは？どやの？」
zm「…え？」
ビシッと突然にロックオンされたゾムは、肩を揺らせた後に左右をキョロキョロと見た後、自分を指さし素っ頓狂な声をあげた
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マジモンの名無し(プロフ) - 仮想話さん» 了解しました！ (1月24日 17時) (
レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - お立ち寄り頂きありがとうございます。全てのコメントを有り難く拝見しております。誠に勝手ではありますが、快適かつ楽しいサイト活用の為、当作品でのコメント送信は私宛のもののみに限らせて頂きたいと思います。ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - ベルナールさん» ベルナールさん、コメントありがとうございます！不定期ではありますが何年か先の完結目指して更新しますので、お付き合いくださると嬉しいです。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、続編でもコメントをいただけるなんて恐縮です！寒い季節が続きますので、温かい飲み物を飲んでゆっくり過ごしますね、ありがとうございます！ (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - 蘭欄さん» 蘭欄さん、コメントありがとうございます。趣味ながらできる範囲で研鑽に励もうと思います。ここまでお付き合い下さり本当にありがとうございました。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2024年1月16日 10時
