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sha「まあさっきまでも大分遊んでやったから腹減ったんやろ？なぁ？」
zm「オレを子供みたいに扱うんちゃうわ！」
sha「構わんと拗ねるもんなぁゾムさんはぁ〜？」
zm「……ハァ〜？！？！」
売り言葉に買い言葉、視線を交わしてバチバチと火花をあげる
zm「オレここ！シャオロンから離れたここにする！！」
sha「はいはい、ほらAは俺の隣に座るやろ？」
ポンポンとシャオロンの横の座布団を叩かれる
普段の僕なら迷わず「もちろん！」と隣の席に座り込むだろう、でも今日は
『んにゃ、僕はここにする』
そう言ってボフンっと座ったのは、少し奥のソファに丸まって口数が少ないままだった藍色の君
彼はまさか隣に座ってくるとは思わなかったようで、メガネ越しに目を白黒とさせていた
ut「…A？よ、ようこそ？」
『いやここウツん家じゃないやろ〜…ってツッコミ待ち？』
ut「あれ、バレた？」
ふふ、と柔らかく微笑む顔から察するに
どうやらウツはもう【いつも通り】になったらしい
トントンの家のドア前でぐるぐると巡らせたのは、杞憂で済んだみたいだ
『今日は勝ちまくるから覚悟してな、ウツ』
ut「おっと、僕も負けるつもりはないで？」
『へぇ？僕に勝てるつもりでおるんや』
ut「まあ？僕にかかれば優勝なんて目じゃないんでね」
得意げに軽口を叩くウツは普段とまったく変わらなくて、変に悩んでいた自分が少し馬鹿らしくなる
sha「…なーんや、やっと元通りかいな」
僕とウツの後ろから両手を肩に回して「ばしん！」と結構大きな音を出しながらウツの背中を叩いた
ut「い"っだぁ！？！？」
sha「おっそいねんほんまに！バカがよぉ！」
ut「ちょ、シャオぢゃん！？妨害やめて！？ゲーム始まったとこやのに！」
sha「俺は今ゲームに参加してないから邪魔すんなら今やなって」
zm「オレも！オレも！」
ut「お前は参加しとるやろ！！便乗するな！！…ってキャアァァ！！」
『ぶつかんな狭い狭い！曲がれんって！ア"ーーーッ！！』
tn「はえ…トップがガッタガタなんじゃ…ちょっと後ろでおろ…」
ut「助けてトントン！トントォォォン！！」
tn「逆走してくなぁ！！」
長いゲームに無駄話、いつの間にか僕の普通は想像もできないくらい楽しくて仕方がないものになっていたみたいだ
あとのことは一旦置いておいて今を精一杯楽しもう
僕らの長い1日は、まだ始まったばかりなのだから
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マジモンの名無し(プロフ) - 仮想話さん» 了解しました！ (1月24日 17時) (
レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - お立ち寄り頂きありがとうございます。全てのコメントを有り難く拝見しております。誠に勝手ではありますが、快適かつ楽しいサイト活用の為、当作品でのコメント送信は私宛のもののみに限らせて頂きたいと思います。ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - ベルナールさん» ベルナールさん、コメントありがとうございます！不定期ではありますが何年か先の完結目指して更新しますので、お付き合いくださると嬉しいです。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、続編でもコメントをいただけるなんて恐縮です！寒い季節が続きますので、温かい飲み物を飲んでゆっくり過ごしますね、ありがとうございます！ (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - 蘭欄さん» 蘭欄さん、コメントありがとうございます。趣味ながらできる範囲で研鑽に励もうと思います。ここまでお付き合い下さり本当にありがとうございました。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2024年1月16日 10時
