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受け持っている
それにしても…なぜプルソンがクラスも別の少年を庇うのだ？
なにか繋がりがあっただろうか、と記憶を探る中でふと、入学式後のある電話のことを思い出した
Karuego「そういえば…クラス分けの後、家族を名乗る者から【プロフェート・ノヴァ】という生徒が此方に入学していないかと聞かれたことがあったな」
Puruson「……は？」
先ほどの少年の吸い込まれそうなほど整った瞳と違って、小さな黒目をこれでもかと大きく見開いて彼は小さく言葉を漏らす
「どうして」のただ一言をも発せないそのなんとも言い難い表情で、ただ憎むべき対象のように俺を見る
Karuego「そう怖い顔をするな、"知らない"と答えた。…本当に知らなかったしな」
Puruson「しっかりしてますね、これからもその調子で行ってくださいよ。それくらいしか取り得ないくらいにしたらいいんですよ」
Karuego「煩い阿呆！…そうすれば渋々といった様子で次に【ツェーゲルン・A】という生徒について尋ねられた」
Karuego「
教え子はさして大袈裟な挙動をするでもなく、普段通りに表情を変えずに口を開く
Puruson「…悪魔学校に居る限りは、僕も彼も守ってくれる筈ですよね？」
Karuego「小賢しい奴だな。
Puruson「うっわぁ…ほんといけ好かねぇ、なんでこんな奴がモテるんだよ」
Karuego「そういうのは私が聞こえないところで言うんだな」
持っていた出席簿で軽くプルソンの頭を叩くと「いたっ」と小さく声を漏らして更に眉間に皺を寄せる
Karuego「【プルソン家】と同じく中立の立場、貴族会に出席すれど顔を見せる事はない、そんな女尊男卑の古家の一柱【プロフェート家】か」
御伽噺の一つに、【先見の観測者】はその家系魔術で次代の魔界を作る魔王を見つけてきた…という内容の児童書が有る
子供の時に誰もが読み聞かされる本のうちの1つだ
その本のどれもが女性の姿で描かれており、男性の姿は見つからない
そんな【プロフェート】の名を冠するその一族が実在することを知っているのは、ほんの一握りだろう
それは、目の前のプルソン家の嫡男にも言えることだが
生きる伝承とも呼べるプロフェート家が実在すると知った方が反応は大きいか
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仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、コメントありがとうございます。新しい扉を開くお手伝いができるなんて恐縮です。夢主くんはあまり好かれるタイプではないと考えていたので、そのようなお言葉を頂けて本当に嬉しいです。彼を好きだと言ってくださりありがとうございます。 (1月24日 3時) (
レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - アゲハさん» アゲハさん、コメントありがとうございます。好き勝手に書いているので、このような温かいお言葉を頂けるととても嬉しいです。懲りずに続きを考える励みになります。本当にありがとうございます。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - 長文失礼しました。 (1月14日 17時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - コメント失礼します なんかもうですね、全てのお話素晴らしいです毎度心臓がバクバクしておりますキャラとの関係性や絡みが尊きなんか新しい扉が開きましたわありがとうございます夢主くんが好きすぎる 目次のイラスト？表紙がとても上手です好きこれからも応援してます (1月14日 17時) (レス) @page39 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - もっと評価されて良いくらいに面白かったです！世界観に主人公がマッチしていて、リスペクトや愛を感じました。場面の動かし方や感情の書き方がとても上手で読みやすかったです。イラストも凄く上手ですね！続き楽しみにしてます！ (11月8日 23時) (レス) @page39 id: 4a8155e3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2022年12月14日 23時
