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いらない、こんなもの必要としていないのに
位階が上がったことで皆と差が生まれるのが嫌なのに
変な羨望や勝手な嫉妬に晒されるのは…もううんざりだ
Karuego「…だから、不問にしておいてやろう。
あの
僕の思考を見抜いたように、カルエゴ先生は鼻を鳴らしてそう言った
『…へぇ、厳粛なナベリウス先生でも分からないタネはあるんですね』
Karuego「はぁ？」
『いえ、なんでも』
ブンブンと高速で左右に顔を振り、全力で誤魔化す
カルエゴ先生は随分と不服そうだったが、ため息をつくだけでお咎めはなさそうだった
『用件はこれくらいでしょうか』
Karuego「嗚呼、時間を取らせたな」
『…あの、先生。褒めて下さった手前なんですが、あの一件で…自分はまだ力不足だと痛感しました』
僕にはもっと上手くやる手段があったはずだ
自分だけがどうするかに拘らなければ、もっと、とそう思ってしまう
『これからもっともっと、
Karuego「…」
『身近な大人に頼ること、
Karuego「…ああ、その指導はしておこう」
大きなため息をつきながらも
…と、しみじみとした感傷に浸ろうとした刹那だった
ガラガラガラ！！と大きな音を轟かせて職員室の扉が開き、緑色の弾丸がこちらに向かって指をさして大声を響かせた
「あ！ツェーたんみーっけ！」
ばっびゅーん！！とよく分からない言葉を発しながら、一直線に僕に向かって飛んできたそれをとりあえず《泡》で防ぐ
僕に防がれたことを残念がるどころか、魔術に対してキラキラと目を輝かせる彼女【ウァラク・クララ】に目線を合わせるため、少し屈んでこう尋ねた
『どしたのウァラクさん、なんでここに？』
Clara「みんなでねー！ツェーたんのこと探してたんだけどね？呼び出されたの聞こえからきたー！」
「魔イン見てなーい？」と続けられた問いかけに慌ててポケットからス魔ホを取り出す
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仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、コメントありがとうございます。新しい扉を開くお手伝いができるなんて恐縮です。夢主くんはあまり好かれるタイプではないと考えていたので、そのようなお言葉を頂けて本当に嬉しいです。彼を好きだと言ってくださりありがとうございます。 (1月24日 3時) (
レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - アゲハさん» アゲハさん、コメントありがとうございます。好き勝手に書いているので、このような温かいお言葉を頂けるととても嬉しいです。懲りずに続きを考える励みになります。本当にありがとうございます。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - 長文失礼しました。 (1月14日 17時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - コメント失礼します なんかもうですね、全てのお話素晴らしいです毎度心臓がバクバクしておりますキャラとの関係性や絡みが尊きなんか新しい扉が開きましたわありがとうございます夢主くんが好きすぎる 目次のイラスト？表紙がとても上手です好きこれからも応援してます (1月14日 17時) (レス) @page39 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - もっと評価されて良いくらいに面白かったです！世界観に主人公がマッチしていて、リスペクトや愛を感じました。場面の動かし方や感情の書き方がとても上手で読みやすかったです。イラストも凄く上手ですね！続き楽しみにしてます！ (11月8日 23時) (レス) @page39 id: 4a8155e3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2022年12月14日 23時
