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ut「てか僕らもメシ食わへん？…あ、パスタの賞味期限が近いな」
sha「魔ブタのミートソースある？」
ut「レトルトでええんやったら、それにする？」
sha「おう」
料理が下手なシャオロンをキッチンに入れさせることをせず、探し当てたパスタを茹で上げ、ソースはレンジで温める
唯一料理上手なAがいない日の僕らの食事は大体こんな感じで適当に済ませてる
トントンやゾムと一緒の時は何かを作ってもらうことはあるが、何よりシャオロンが包丁を持つ自体を作らないことが大切だ
もっとも彼が料理をしたがるのは、Aと一緒に同じ体験を共有して過ごしたいからだろうけど
見栄えも気にせずパスタの上にソースをかけ、ポチポチとス魔ホいじっているシャオロンの前に皿を置く
「あんがと」と小さくつぶやく彼にフォークを渡して、自分の前には彼より大盛りの皿を置く
そして雑談を交えながら食べ終えた皿はすぐに洗うこともせず、流しへ置いてテレビへ向かった
Aが見ていたら「せめて皿を水につけろよ」と可愛くふてくされてくれるだろうが、生憎今日はそのやる気ブースト役は不在だ、めんどくさい気持ちが勝ってしまあのも仕方ない
そしてシャオロンと同じようにス魔ホをポチポチといじって興味もない女たちにメールを返す
そうして時間をつぶしていると、いつの間にかライブの休憩時間は終わっていた
しかし、主役のくろむちゃんはいつになっても現れないらしく〈しばらくお待ちください〉の文字がステージで虚しく光るだけだった
sha「会場騒ついとるなぁ」
ut「再開予告時間過ぎとるからなぁ…ってこら、シャオちゃんお行儀」
テーブルに足を乗せるシャオロンの足を優しく叩いても、彼はこっちに向いて「んべっ」と舌を突き出すだけだ
まあこんくらいなら…悪周期のこいつに比べたら全然ええけど
ut「それにしても観客は短期やなぁ？女の支度は待つんが男の務めやのにな」
sha「何言うとんねん、お前遅刻する側やんか」
ut「てへっ」
痛いところついてくるやんけ…とまぁ、彼の言う通り遅刻癖は抜けへんしこの先治る目処も立っていないが
ut「くろむちゃんって悪魔に珍しく真面目なイメージあるし、運営側のトラブルかなぁ？」
sha「そうやとしても責任や印象はくろむちゃんが背負うんやぞ」
ut「…手厳しいやん」
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仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、コメントありがとうございます。新しい扉を開くお手伝いができるなんて恐縮です。夢主くんはあまり好かれるタイプではないと考えていたので、そのようなお言葉を頂けて本当に嬉しいです。彼を好きだと言ってくださりありがとうございます。 (1月24日 3時) (
レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - アゲハさん» アゲハさん、コメントありがとうございます。好き勝手に書いているので、このような温かいお言葉を頂けるととても嬉しいです。懲りずに続きを考える励みになります。本当にありがとうございます。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - 長文失礼しました。 (1月14日 17時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - コメント失礼します なんかもうですね、全てのお話素晴らしいです毎度心臓がバクバクしておりますキャラとの関係性や絡みが尊きなんか新しい扉が開きましたわありがとうございます夢主くんが好きすぎる 目次のイラスト？表紙がとても上手です好きこれからも応援してます (1月14日 17時) (レス) @page39 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - もっと評価されて良いくらいに面白かったです！世界観に主人公がマッチしていて、リスペクトや愛を感じました。場面の動かし方や感情の書き方がとても上手で読みやすかったです。イラストも凄く上手ですね！続き楽しみにしてます！ (11月8日 23時) (レス) @page39 id: 4a8155e3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2022年12月14日 23時
