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パチン！と両頬を叩いて気合を入れて、くろむちゃんのマネージャーに向き直る
『軽い認識阻害をつけるのを条件に…素人芸でよければ』
「…！！ありがとう、ありがとう！！」
入間軍は「やったー！」だの「やるではないか」だの軽口を叩いて僕を小突くし、それにこんなに嬉しそうに真正面からお礼を言われるなんて…なんか、ちょっと変な気分
でもそうと決まれば少しでも早くステージへ行かなくては
すでに休憩時間は終了しているし、観客席は悪周期手前の悪魔たちでいっぱいのはず
『ごめんクララ、準備すんの手伝ってもらえる？』
Clara「任せてツェーたん！私もきょーりょくする！」
『ありがと、じゃあこれと、あれと、それと…』
Clara「ふむふむ！こんな感じ？！」
『おお！すげぇかわいい！ナイスクララ！』
やったー！とうれしそうに笑うクララとは正反対に、男2人はまだ理解ができていない
Iruma「え、ちょ、Aくん？クララ…？」
Azu「な、なんだその道具は…？」
『だって、一緒にステージに立ってくれるんだろ？』
控え室に合ったメイクポーチを引っ掴み、その中から彼らに合うアイシャドーを吟味する
不安そうに僕の名前を呼ぶ男2人に向かって、僕は両手にメイクブラシを挟んで彼らへと向き直った
『安心しろ、僕がお前らを最ッ高にデビキュートなアクドルにしてやんよ』
にこやかに笑いながらそう言うと、入間とあずはまるで恐ろしいものを見るかのように顔を引き攣らせた
『イルマはロングヘアも似合うんちゃう？ほら《
Iruma「ちょっえ！？髪伸びてる？！」
Clara「アズアズはこのリボンにしよう！」
Azu「ギャァァァアアアア！！やめんか貴様らぁ！！！」
『クララ、死ぬほど可愛いアクドル衣装着せてやれ』
Clara「ラジャっ！」
Iruma.Azu「「あああああああああ！！！」」
『暴れたらメイクがよれるだろ、無駄な抵抗はやめろ』
ドタバタとステージに向けて突貫工事を行う僕らのことを、スタッフさん方は引き攣ったような笑みで眺めていた
「私、いまとんでもないものを見ている気がするわ…」
「え、ええ、ほんとに…逸材ですね、マネージャー業の」
そんな会話をされているとは露知らず、急足で全員に舞台メイクを施して、クララが出してくれたフリフリ衣装に身を通させる
『よし、
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仮想話(プロフ) - マジモンの名無しさん» マジモンの名無しさん、コメントありがとうございます。新しい扉を開くお手伝いができるなんて恐縮です。夢主くんはあまり好かれるタイプではないと考えていたので、そのようなお言葉を頂けて本当に嬉しいです。彼を好きだと言ってくださりありがとうございます。 (1月24日 3時) (
レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
仮想話(プロフ) - アゲハさん» アゲハさん、コメントありがとうございます。好き勝手に書いているので、このような温かいお言葉を頂けるととても嬉しいです。懲りずに続きを考える励みになります。本当にありがとうございます。 (1月24日 3時) (レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - 長文失礼しました。 (1月14日 17時) (レス) id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - コメント失礼します なんかもうですね、全てのお話素晴らしいです毎度心臓がバクバクしておりますキャラとの関係性や絡みが尊きなんか新しい扉が開きましたわありがとうございます夢主くんが好きすぎる 目次のイラスト？表紙がとても上手です好きこれからも応援してます (1月14日 17時) (レス) @page39 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - もっと評価されて良いくらいに面白かったです！世界観に主人公がマッチしていて、リスペクトや愛を感じました。場面の動かし方や感情の書き方がとても上手で読みやすかったです。イラストも凄く上手ですね！続き楽しみにしてます！ (11月8日 23時) (レス) @page39 id: 4a8155e3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2022年12月14日 23時
